実は僕、ジョン・メイヤーを今までちゃんと聴いたことがありませんでした。
なんでかはわかりませんが、メディア(特に日本のギターメディア)の持ち上げ方がなんか嫌で。
昔、生徒さんのご希望でコピーした記憶がうっすらありますが。
先日DALIのスピーカーを買い、また新しい音楽を仕入れようと思ってTSUTAYAでCDを借りるときにたまたま見つけて、そろそろいっとくかとこちらをレンタルしました。
一聴して、「ほ~」ってなりましたw
もっと自己主張の激しい今風のヘヴィな音楽かと思っていたんですが、あまりの落ち着きぶりにびっくり。
あと、この人新世代のギターヒーローと言われてますが、全然ギターが主張してないところが素晴らしいです。
でもよく聞くとめちゃくちゃセンスのいいギター弾いてます。
こりゃすごいわと感服しました。
一時期「ポストロック」って言葉がありましたが(今でも言うのか知りませんが)、彼こそまさにポストロックでしょうね。
とまあそんなことは既にさんざん言われているのかもしれませんが。
個人的には、ギタリストなのにメタルやグランジの呪縛みたいなのが全然見当たらないのが驚異的だと思いました。
かといってジャズってわけでもないし、ブルース色もそんなに強くないし、とにかく○○っぽさが全然ないのが凄いです。
それにしても、同世代(イッコ上)でこのセンスは脱帽です。
歌も、僕が知ってるアメリカの兄ちゃんの空気感が強くてどこか懐かしいです。
そういえばアメリカでライブやってた時、この手の音楽やってるバンドとちょいちょい対バンしてたなあ…。
当時は全然興味なかったですが。
ジョン・メイヤー激しくオススメです(こないだ聴いた僕が言うのもなんですが)。