僕は職業柄いろんな音楽やギタリストをチェックしてますが、現時点で自信をもって「これは聴いておくべき!」と言えるギタリストをご紹介します。
僕のブログでも度々紹介しています。
詳しくは上記記事を読んでください。
タチアナさんのギターは、楽曲を素直に解釈するとどうなるかといういい例となっています。
自己主張に疑問を持ち始めた人はぜひ聴いてみましょう。
たまーにタチアナさん以外のクラシックギターを聴いてみますが、だいたい余計な感情が出てきて聴けなくなります。
彼女のギターだけはすーっと入って来るので不思議です。
言わずと知れた次世代ギタリスト。
実は最近はじめてちゃんと聴いて、ものすごく音楽的なギターでびっくりしました。
とにかくセンスがよく、この世代で気持ちでギターを弾ける人がいるというのが驚きです。
ベタな言い方ですが、一音一音に心がこもっているので聴いていて安心します。
若い子は「何がすごいの?」と思うかもしれませんが、まあ歳とればわかります。
個人的に好きなのは以下の二枚。
ギターだけじゃなく、総合的にいい音楽です。
実はどういう人かあんまりよく知らないんですが、ネットで有名なイギリスのギタリストみたいです。
動画が沢山出ています。
僕が好きなのはこれ。
テクニカル系ギタリストですが、何が凄いかというと、技術(計算)で感情表現しているところです。
普通、エレキギターの感情表現ってどうなるかわからないところでやるもんなんですが、彼の場合はこういうトーンでこういうアーティキュレーションで弾けばこういう感情が出るだろうと計算してやってる節があります。
だから抜群の安定感があります。
ただ、その分ほんのちょっと抑制されてしまうので、心をわしづかみにされるところまではいかないのですが。
クラシックミュージシャンはだいたいそうだと思いますが(感情表現できるところまで技術を追い込む)、それに近いことをエレキギターでやってるので珍しいなと。
テクニックもここまで到達すればちゃんと心にタッチできるもんだといういい例です。
テクニカルギタリストを目指す人はぜひこういうところを目指してほしいです。
ちなみにこの方、CDデビューしてないそうです。