ジャズを聴いてみたい、でもインスト(歌のないやつ)は苦手、といっても何を聴いたらいいのかわからないという人は多いと思います。
そこで、横浜ギター教室でも教えている初心者でも聴きやすいジャズヴォーカルアルバムを挙げてみたいと思います。

Songs for Young Lovers & Swings Easy
- アーティスト: Frank Sinatra
- 出版社/メーカー: EMI Europe Generic
- 発売日: 1999/10/28
- メディア: CD
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とりあえずシナトラは王道中の王道なので、何聴いてもOKです。
ただし、晩年はポップスも歌っていたようなので、ジャズがよければ若い頃のものを探しましょう。
このアルバムはスタンダードがたくさん入っていて勉強にもなります。
ジャズが分かり始めたぐらいの人は「普通すぎてつまらない」と思うかもしれませんが、ある程度やっていくとやっぱりすごいなと思えてきます。
ツウな人は、シナトラは王道すぎて薦めると自分が舐められてしまうかもと思うのかもしれません。
余談ですが、かのマイルス・デイヴィスは「シナトラみたいに歌いたい」みたいなことを自叙伝で書いています。
00年代のジャズシンガー。
ちょっと昔のジャズの雰囲気も持っていますが、現代風で聴きやすいです。
このアルバムは伴奏しているミュージシャンが凄いので、そちらも同時に味わえます。
分からなければそれはそれでOK。
これを素直にいいなと思えれば、昔にさかのぼっても大丈夫でしょう。
こちらもクセのない歌い方をする人。
ただ、ちょっと甘ったるいので受け付けない人もいるかもしれません。
僕も嫌いではないのですが、ずっとは聴いていられません。
ナタリー・コールの父ちゃんです。
ヴォーカル、ピアノ、ベース、ギターのみのシンプルな構成。
この人も変なことはあんまりしないので初心者にはおすすめです。
個人的には、ラウンジっぽい雰囲気が好きではないのであんまり聴きませんが。
入りやすいのは入りやすいです。
ここに挙げた人たちが無理なら、正直ジャズは(まだ)向いてないのかもしれません。
他はもっとエグいですからねw