「あんた何言ってんだ」というタイトルですがw
子供にできれば音楽の道を諦めさせたいという親御さん、そんなことは簡単です。
中学か高校でお子さんが音楽に興味を持ったら、とりあえず好きなだけやらせてあげましょう。
楽器を買ってあげたり、DTM環境を整えてあげたり、音楽活動もできるだけ容認してあげます。
お子さんが音楽にどっぷりのめり込み、音楽仲間と毎日のように遊んでいればしめたものです。
そして、高2までそのまま好きにさせておきます。
高2あたりから進路の話がぽつぽつ出始めるはずです。
そこで、将来について一度きっちり話をしておきましょう。
するとどうなるか?これまで好き勝手音楽にのめり込んでいた子ほど、急に現実を見るようになります。
というのは、『あれだけ楽しめたし、思い出もいっぱいできたからいいか』という心理が働くからでしょう。
ですから、高2まで好きにやらせておくことが肝心なのです。
その過程に不満があると、まだまだやりたいと思ってしまいます。
僕の教室でも、高2から高3あたりで辞める子は、どちらかというと家族公認で音楽にのめり込んでいる子が多いです。
20歳を過ぎてもまだ音楽を続けている子は、十代を楽しく過ごせていなかった(であろうと感じる)子が多いですね。
恐らく何かを取り戻そうとして音楽を続けているのでしょう。
ですから、お子さんにちゃんと大学に行って就職してほしいのであれば、高2まではできるだけ協力し好き勝手させてあげましょう。
ご心配なく、高2になって友達が進路の話をしだしたら急に考えを変えますから。
ちゃんと大学に行き、ちゃんと就職するのが幸せかどうかはまた別の話ですが。