4月20日にヴィンスト2が日本再入荷し、僕のところにも届く予定です。
どんな音がするのか、どんな風に育っていくのか楽しみでワクワクしていますが、このギターについてはある方針を適用するつもりです。
それは、改造せずにノーマルで使うこと。
こちらのヴィンスト1は、ピックアップ、フレット、配線などなどこれまで相当いじってきました(過去記事参照)。
いじって悪くなった記憶はないんですが、結局振り返ってみればノーマルが一番”らしい”音だった気がします。
あと、フレットを換装した後若干ネックが弱くなった気がします。
定価30万円代のギターならそれぞれのパーツもかなり吟味されているでしょうし、今考えればそれら全てがちゃんとフェンダーの工場で、あるギターのサウンド、耐久性、方向性などを考慮して組まれているというのが結構重要な気がします。
それをそのままノーマルで使い続けることでそのギター本来の育ち方になっていくような気がしています。
あと、このヴィンスト1は中古で買ったので、もしかしたら中身がほんの少しいじられていたのかもしれません。
これも今となっては分かりませんが。
ということで次のヴィンスト2はど新品をどノーマルで使ってどう育っていくか、楽しみながら検証するつもりです。
ちなみに、価格帯でいうと新品で10万円台のギターならパーツをいじる価値はあると思います。
定価10万以下ならパーツを変えたところで大して反応しないだろうし(もちろん変化はあるけど)、20万円超えならノーマルである程度の完成度は期待できます。
定価で10万円台のギターならいじる意味はあるのではないでしょうか?
あと、日本製のギターは完成度が高いのであんまりいじらない方がいいです。
いじる目的ならアメリカ製が最適です。
アメリカのプロダクトはギターに限らず、使用者が自分好みに改造することを前提に作られてあることが多いので。
僕もヴィンスト1を長年かけていじり倒してようやくエレキギターというものが掴めてきたので、これから本気でギターをやっていく人は一度1本のギターを潰す覚悟でいじり倒してみるといろんな発見があるのではないかと思います。