乃木坂46の5期生のみで行われた「新参者」11月27日の公演をリピート配信で観ました。
5期生は10thバスラで出ているのをブルーレイで観ただけで、5期生のみの公演を観るのは初。
だいぶ名前と顔も分かってきたし、キャラクターも出てきた5期生が単独でどんなライブをするのか、楽しみに視聴しました。
冒頭は「制服のマネキン」や「ガールズルール」「裸足でSummer」などアップテンポな楽曲から。
通常のライブだとこの辺の曲を5期生のみで行うことはないので、とても新鮮で、元気があってアイドルらしい始まり方でした。
その後も順調に進んでいったものの、「おひとりさま企画」でみーきゅんこと一ノ瀬美空のピアノソロ弾き語りで異変が。
「心の薬」という曲をピアノを弾きながら歌ったのですが、演奏前にマイクがため息のような粗い呼吸を拾っていて、『あ、なんかヤバいかも…』と不安が押し寄せます。
それでも歌もピアノもそれなりに順調に進んでいったものの、後半でピアノの音がおかしくなったり(音を外したとかではなく、明らかにダイナミクスが大幅に乱れたり、一瞬だけ止まったり…)『ヤバい、ヤバい』とドキドキしていると、テロップで出ている歌詞と違うところを歌い出し、すぐそれに気づいて泣きそうな顔になって、ピアノも歌も完全に止まってしまいました。
恐らく後半のどこかで決定的な間違いをして、それにとらわれてしまい、『どうしようどうしよう』とパニックになってピアノも歌も全部飛んでしまったのでしょう。
そこから数秒後にどうにか復活したものの、歌は涙声でまともに歌えず、なんともいえない複雑な表情に涙を浮かべていて、観ているのが辛かったです。
一応演奏は最後までやりきり、複雑な笑顔を見せるみーきゅんになぜか感動している自分がいました。
これがミュージシャンなら「金返せ」としか思いませんが、アイドルなら「よく頑張った!」と思えるのが不思議。
こちらもいろんな感情になりましたが、ノーミスのつまらない演奏よりはいろんな意味で面白かったです。
やはり僕は昨今の完璧なパフォーマーよりもまだ未熟なアイドルの方が好きですね。
さて、その後は滞りなくライブは進んでいったのですが、正直物足りなさは否めませんでした。
どこかと言われると答え辛いのですが、なんとなく締まりがなかったり、なんとなくダレた感じがずっとしていた気がします。
パフォーマンスはアイドルらしく一生懸命だったんですが、なんというか、一所懸命のその先がなかった気がする。
バスラとか全体で出るライブにはそれがあるんですよね。
3期トップ体制になって体育会系乃木坂に生まれ変わったから、5期生のまだ若干ぽわんとした空気が余計に際立ったんでしょうか?
ですが、ここからの成長を見守るのがアイドル鑑賞の醍醐味であり、真骨頂です。
今乃木坂をひっぱっている3期だって最初は何もできなかったし、僕はまだ観てなかったんですが1期だって最初はそうでしょう。
ここから5期がどうなっていくのか楽しみです。
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