2023年5月18日に行われた乃木坂46齋藤飛鳥の卒コンの感想です。
(配信視聴)
https://www.instagram.com/asuka.3110.official/?hl=ja
1期生最後のメンバーである齋藤飛鳥の卒コン。
もしかしてやらないんじゃないかとまで噂されていましたが、無事行われました。
結論からいうと……まあそれなりに楽しめたけど、何度もダレました。
最初の影ナレはメンバーではなくマネージャー。
個人的にはそこまで知らないんですが、ファンには有名な人なのか、自己紹介のあとどよめきがありました。
まあ感動的ではあったけど、仲の良い後輩とかのほうがよかったなあ…
ovartureに続いて冒頭は飛鳥ちゃんのソロドラム演奏。
そういえばドラムが得意な子でした。
そこから1曲目の「ジコチーで行こう」もバンドと共に飛鳥ちゃんのドラムで行われます。
うーん……いや、アイドルであれぐらい叩けたら上出来なんですが、さすがにこっちもミュージシャンなんで、気になるところは多々あります。
やりたかったんだろうけど、個人的にはセンター曲で元気に踊って始まってほしかった。
あと、『え、ベースもしかしてハマオカモト?』と期待していたら違ってたのもちょっとだけ萎えました。
『ドラム何曲やるんだろう…』と不安に思っていたところ、2曲目の「インフルエンサー」で前に出てきてくれてほっとしました。
ただ、ここからずーっと、曲を途中で止めて一緒にパフォーマンスしているメンバーと思い出話しをしたり、ゲームをしたりしてまた曲に戻るという演出が続きます。
個人的にはこれがなんかダルかったです。
曲は曲でちゃんと最後まで堪能したかった。
あと、ソロ歌唱もけっこうきつかったですねえ…
アイドルにそこまで技術は求めていないんですが、あんまり音外れすぎてるとさすがに……
あそこは生歌じゃなくてもよかったのでは……
個人的なハイライトは「あらかじめ語られるロマンス」が久々に観られたことですね。
最近ではライブブルーレイにも入ってなかったりするので寂しかったのですが、最後にやってくれて嬉しかったです。
あと、飛鳥ちゃんセンターの4期曲「I See」も新鮮でよかったです。
できれば流れで「Out Of The Blue」もやってほしかった。
恒例の後輩からのメッセージは依田ちゃんがハイライトですかね。
依田ちゃんってこういう役多い気がするのは気のせいでしょうか?
ちゃんと感情出してくれるから使いやすいのか…
あと、観ていて気づいたのが、僕は5期のステージをちゃんと観たことがなかったので、『あれ、これ誰だ……あ、5期だ!』となんか得した気分でした。
みんなもうちゃんと乃木坂していて頼もしかったですねえ。
正直気になる演出はいろいろとありましたが、飛鳥ちゃんのカラーや、様々な感情が出ていたいい卒コンでした。
2回のアンコールが終わって飛鳥ちゃんがしゃべっている最中、『”選ばれる”って何なんだろう?』と頭の中で考えていました。
乃木坂46に入れるのは何万人の中から選ばれた人たちだけ、その中で人気が出るのも選ばれた人たちだけ、そして東京ドームで盛大に卒コンができるのもまた選ばれた人たちだけ。
そこに”選ばれる”ことにどんな意味があるのだろう?
じゃあ乃木坂になりたくてもなれなかった子、なれても人気が出なかった子は”選ばれなかった”ということか、それとも齋藤飛鳥や白石麻衣が”選ばれなかった”何かに”選ばれた”子なのか……
そんなことを考えつつ、飛鳥ちゃんは天使となって上って行きました(演出の話)。
セットで顔が隠れそうになった瞬間、かがんで最後の最後までファンに顔を見せていた姿が印象的でした。
齋藤飛鳥ちゃん、お疲れ様でした。
これにて1期2期は消滅しましたが、新生乃木坂も僕は全然楽しめそうです。
そもそも古参じゃないし、4期推しなので。