先に言っておくと、以下は僕個人の感覚です。
ジャズ同様ブルースファンもあれやこれやうるさいので、「じゃあこの人はどうなんだ」「あの人はどう説明するんだ」と言う人が必ずいますが、それはそれ、僕は僕です。
最近かつてないほどブルースづいており、歴史を調べたり曲を聴いています。
当然自分でも弾きたくなって、ずっと前からやってみたかったフレディ・キングの「Same Old Blues」を練習していました。
歌詞を読み、世界観を理解し、それを最大限に表現するために一からHELIXで音を作り、ピッキングを試してみます。
ジャズともロックとも違うところに今さらながら新鮮味を感じつつ、あれこれ試してみるといろいろと新発見がありました。
まず結論から言うと、
ストラトじゃブルース弾けねえわ……
はい、「じゃあクラプトンは?」「SRVは?」と思った方、ちょっと静かにしててください。
もちろんストラトでブルース弾く人もいっぱいいますよ。
ただ、僕にとってはそれは違うというだけの話です。
まずブルースは超ソフトピッキングで弾かないと味が出ないです。
で、ストラトでそうやって弾くとなんかサラサラキラキラしてつまんないというか、ブルースに必要な泥臭さが出ません。
かといってピッキングを強くしていくとロックになります。
ストラトがダメというか、シングルピックアップがだめなんでしょうね。
あれこれやってそれが分かったので、他の2本のギターで試してみます。
まずはヴィンテージ330。
ヴィンテージだし、ジャズに合うからブルースもリアとかで弾いたらドンピシャでしょ!と高をくくって弾いてみると、これが全然物足りません。
歪ませるとなんかどうやってもビートルズみたいなサウンドになってイライラするのですぐに断念。
残るはハムバッカーを搭載したおなじみのストラト「プロト」君のみ。
こいつをリアで弾くと「お…おお!」いい感じのゴリゴリ感が出てきました。
HELIXでフェンダーやギブソンのアンプを試してみるとだんだんブルースの匂いがしてきます。
特に、超絶ソフトピッキングで弾くとたまらんサウンドがします。
なるほど、やっぱブルースはハムバッカーで弾くもんなんですね。
確かに、3大キングは全員ハムバッカーですしね。
BB KING
Freddie King
Albert King
先日ブルースを弾くためにヴィンストⅡを買うぞと意気込んでいましたが、
勢いで買わんでよかったです……
まあ勢いで買える値段でもないですが。
ローズウッドのストラトもそれはそれで欲しいんですが、たぶん僕が今出したいブルースの音は出ないでしょうね。
ということでこちらの購入はあっさり断念します。
一応プロトのリアで弾いたらブルースが弾けることが分かったんですが、ただちょっと物足りなさもあって(いうてもストラトやし)これは335を買わないといけないか……と思い始めています。
335なら頭数は多いので、中古で探せばちゃんとヴィンテージの音がするものを比較的手に入る値段で見つけられるかも……
まあそこらへんは追々考えていきます。
ちなみに「Same Old Blues」は既に撮ってあり、公式LINEでは先行配信しています。
今後動画系は公式LINEでいちはやく公開してからYOUTUBEにUPするという流れにしようと思っているので気になる方は下記から公式LINE登録をお願いします。
動画はこれからYOUTUBEにUPして明日のブログで解説します。
早く観たい人はYOUTUBEをチェックしてみてください。
追記:考え直してヴィンスト2を買うことにしました。