バンドやアイドル、ダンスグループなどで絶対に売れたい!と思っているならこれを必ずやっとくべきということを書いておきます。
もちろんこれをやったら絶対売れるという保証はありませんが、確率は高くなると思います。
グループを対象としていますが、個人でも参考にできるところはあると思います。
今どき当たり前のようでいて意外とやってないグループも多いのがグループ名そのもののSEO対策。
別に難しいことではなく、単に検索でかぶらないようにしましょうというだけです。
例えば「いちご」というバンド名にしたとします。
これで検索上位を取るのはかなり難しいというのは誰でも分かるでしょう。
だったら「Official髭男dism」みたいに色々組み合わせてオリジナルな言葉を作ればいいということになりますが、その場合はどう略されるかも入念にシミュレーションしておきましょう。
例えば「いちごランデブー」という名前にしたとします。
恐らく略し方は「いちラン」になるでしょう。
そこで「いちらん」「いちラン」で検索するとどうなるか?
ラーメンチェーンの「一蘭」がトップページにわんさか出てきます。
あの一蘭と検索で戦うのは分が悪いですよね。
と、こんなことを考えながらグループ名を考案していきましょう。
あと、グループ名が決まったら省略形も自分達で先に考えてそれを広めていくのも手です。
まだ活動もしていないのに企業対策って何?と思われるかもしれませんが、売れたいなら絶対にしておくべきです。
例えばグループ名が「THE ACCIDENTS」だとしましょう。
企業目線で考えたとき、このグループを使いたいと思いますか?
僕が社長ならやめときます。
縁起悪いですから。
特に自動車や航空会社からすれば絶対避けたいワードです。
なので、先に企業とのタイアップを見越して縁起のいいグループ名にしておきます。
例えば「THE BLUE OCIANS」とか。
ちなみに「ブルーオーシャン」とはビジネス用語で、競争相手の少ない未開拓市場という意味です。
企業からすると印象がいい気がします。
そうした名前にしておくと、もしかしたら知名度や実力がまだまだでも縁起がいいというだけで食いついてくる企業が現れるかもしれません。
売れているグループはヴィジュアルコンセプトがはっきりしています。
特にバンドはそういう傾向が強いと思われます。
分かりやすいところでいうと氣志團でしょうか。
ジャンルで言うとヴィジュアル系はヴィジュアルコンセプトありきの音楽ですし、パンクやレゲエもヴィジュアルイメージがかなり強いです。
音楽は時間芸術なので、理解するのに少なくとも1分2分はかかりますが、ヴィジュアルは無時間的に一瞬で認識できます。
一瞬で掴める要素があるかないかは決定的な違いとなるでしょう。
まあバンドマンはそういうのを嫌う人も多いですが、意外と音で勝負してるようなバンドでも、よくよく考えればヴィジュアルコンセプトがはっきりしていたりします。
例えばthee michelle gun elephantやスカパラみたいに揃いのスーツだったり、
全員ストリート系で統一していたり、パンクバンドなら全員ライダース等々。
ヴォーカルはパンクで、ベースはBボーイ系、ギターはヴィジュアル系でドラムだけスーツなんてバンドはあんまり見当たりません。
グループで売れたいならヴィジュアルコンセプトを先にはっきりさせておくべきでしょう。
以上グループで売れるためにできることを簡単にご紹介しましたが、言うまでもなく実力があるのが第一です。
ただ、世の中実力だけではどうにもならないことの方が多かったりするので、せっかくのチャンスを逃さないためにできることは何でもやっておくべきというのが今回の記事の意図です。
もちろん企業やSEOに一切媚びないのもそれはそれで格好いいんですが。