今回はギターのブリッジについてお話しします。
ブリッジとは、ギターの弦をボディ側で止める器具のことを指します。
ギターを立てて、ボディの一番下にある金属製(たまに木製)のパーツです。
単なる留め具といえばそうですが、実はここの違いが演奏にも大きく影響してきます。
とりあえず僕の手持ちのギターで見てみましょう。
FenderとGibsonでちょっと違いますよね。
ただ、何が違うのかは初心者には分からなくて結構です。
今回は初心者が何に気を付けてギターブリッジを選んだらいいかを解説します。
ギターの「アーム」というものをご存じでしょうか?
ブリッジの横についているバーです。
上記Fenderギターのブリッジの右端に穴が空いていますよね?
そこにアームを挿して使います(僕はアーム使わない派なので挿していません)。
例えばこれはアームがついています。
このアームをグイングイン上下させて音程を変えたり効果音のような音を出すのが「アーミング」です。
こちらの動画で詳しく解説されていますので、サウンドなどを確認してください。
有名どころだとジミ・ヘンドリックス、スティーヴ・ヴァイ、ジェフ・ベック、日本だとCHARや布袋寅泰などが多用します。
適度に使う人もいれば、ギタープレイの核として多用する人もいて、使い方は人それぞれです。
このアーミングができるかできないかはブリッジによって変わってくるので、やりたい人は注意が必要です。
まず、アーミングに興味がない人はどんなブリッジでも構いません。
仮にアームがついているブリッジでもOKです。
アーミングしなければいいだけなので。
僕みたいにアームを外してアームなしで弾けばいいのです。
アーミングしないからアームのついたブリッジのギターは使ったらダメということはありません。
アーミングしたい人は確実にアームのついているブリッジのギターを選びましょう。
判別は一目瞭然、ブリッジの右端からバーがニョキっと出ていれば大丈夫です。
ただ、アーミングできるブリッジも複数種類があります。
一般的なものは、
・フェンダー系
主にFender社のストラトについているブリッジ。
Fender以外のギターに搭載されていることもあります。
・グレッチ系
Gretch社のギターについているブリッジ。
グレッチ以外のギターに搭載されていることもあります。
・フロイドローズ(ロック式)
「フロイドローズ/ロック式」とは、メーカー関係なくブリッジのユニット名になります。
Ibanez系のギターによく搭載されています。
どれを選んだらいいかは以下を参考にしてください。
アーミングを極めたい
→フロイドローズ/ロック式
アーミングを多用したい
→Fender系ブリッジ
一応アームも欲しい
→Gretch系ブリッジ
「アーミングにはそんなにこだわりはないけど、ギター弾くならできた方がいいの?」と考えている人もいると思います。
これははっきりいって出来ても出来なくてもどっちでも構いません。
ちなみに僕はアーミングできません。
ちなみにこの曲は本来アームを多用しますが、僕はなしで弾いています。
めんどくさいので…
アーミングについてこだわりも何もない人は、ブリッジを気にせず好きなギターを買いましょう。
ここまで読んでも何も分からない人は気にしなくて結構です。
ブリッジの形状は気にせず、気に入ったギターを買いましょう。
続けていればそのうち違いが分かってくると思います。