八幡謙介ギター・音楽教室in横浜講師のブログ

ギター講師八幡謙介が音楽やギターについてつづるブログ

渋谷系ってどういう音楽? 私的渋谷系論

渋谷系って何?

渋谷系という音楽ジャンルを知っていますか?

最近何故かちょこちょこ耳にする機会が増えて、懐かしいなーと改めていくつか渋谷系に属するアーティストを聴いていました。

 

ちなみに、渋谷系とは90年代に流行したJ-POPのスタイルです。

主なアーティストは小沢健二、カヒミ・カリィ、スチャダラパー、ピチカート・ファイブなどです。

僕自身も10代で接した音楽なのでサウンドやヴィジュアルは記憶に鮮明に残っています。

ただ、正直当時は大嫌いでした。

特にバンドマンは渋谷系を嫌っているか全く眼中になりといった感じだったのを覚えています。

渋谷系ってどんな音楽なの?

では渋谷系ってどんな音楽なの?

これがずっと謎だったのですが、やっと言語化できるようになりました。

渋谷系とは……

 

オシャン(w)

 

です。

「お洒落」でも「オシャンティ」でも、もっと言うと「オシャン」でもなくオシャン(w)な音楽です。

この(w)がとても重要です。

とってもお洒落なんだけど、どこかちょっと吹いてしまうような、共感し、尊敬しつつも心の奥ではつい冷笑してしまうような意識の高さ、どこまでいってもぬぐえない「ワナビ感」、それが渋谷系です。

だからオシャン(w)なのです。

<img src=”tokyo.jpg” alt=”渋谷系という音楽を生んだ東京”>

渋谷系はリスナーへの無言の要求が高い

といっても、僕は渋谷系を嘲笑しているのではありません。

渋谷系をあえてオシャン(w)と定義付け、ちょっとだけ馬鹿にすることで、逆に肩の荷が下りて楽に聴けるようになったのです。

渋谷系という音楽は、その独特のセンスの高さから、こちらのライフスタイルに疑問を投げかける力があります。

お前その服で大丈夫? 車何乗ってんの? 生活にちゃんと刺激ある? ダサいことしてない???

90年代にあった渋谷系への反発は、そういった問いかけに対する脊髄反射でしょう(そうした若者はメロコアや当時最先端だったミクスチャーにハマっていた)。

自らがオシャンであるがために、リスナーにもオシャンを要求するしんどさを持つ渋谷系をオシャン(w)と軽く馬鹿にすることで、表面的なお洒落感を突破し、その奥に広がる音楽性をやっと理解することができたのです。

 

渋谷系に興味ある人は、その辺に注意して聴いてみてください。

決して「この音楽を楽しむために自分もセンスを磨かなきゃ!」などと思わないように。

ボサノバをお洒落な音楽として日本に定着させたのは渋谷系

余談ですが、僕はボサノバをお洒落な音楽として日本に定着させたのは渋谷系だと認識しています。

そもそもボサノバはブラジルの民謡みたいなもんで、それをジャズの人たちがいち早く取り上げて都会的に洗練させたのですが、そこにオシャンな香りをこれでもかとまぶしたのが渋谷系です。

だから今でもボサノバ=オシャン、オシャン=ボサノバという認識が記号化しています。

これが嫌いな人は渋谷系を恨みましょう。

渋谷系のMV

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