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ジャズスタンダードを演奏するのに歌詞は必読だけど原作までは別に知らなくてもいいと思った


八幡謙介ギター教室in横浜

「Days Of Wine And Roses」(邦題「酒とバラの日々」)というジャズスタンダードがあります。

原曲は同名の映画の主題歌で、1962年の作品。

アルコール依存症に悩まされる夫婦の生活を描いた作品です。

酒とバラの日々(字幕版)

酒とバラの日々(字幕版)

 
 

曲は知ってるし弾けるけど映画は観たことないという人も多いのではないでしょうか?

僕も同じで、つい先日初めて観ました。

が、

正直つまんなかったです。

アルコール依存症の恐怖がそこまで伝わってこなかったし、治療のプロセスも全然描かれていない。

プロットもブツ切れで、生きた物語でなく作ったものを見せられている感じがしました。

なによりこの作品を観た後でも楽曲に対するイメージが全然湧きません。

はっきりいって、そこまで美しくないです。

これだったら歌詞を読んで独自にイメージを膨らませた方が全然いいなと後悔しました。

 

もしかしたら、スタンダードというものは原作と切り離して考えるべきなのかもしれません。

あるいは、この「酒とバラの日々」のように、楽曲は残ってるけど原作はもう誰も

気にしないという場合は原作を無視していいと考えるべきでしょう。

原作込みじゃないと絶対にこの曲は理解できないといった場合は、やはり原作も楽曲と同じぐらい残っていくはずですからね。

 

ということで、楽曲は有名だけど原作は知らんという曲に関しては、原作まで掘り下げるのは今後やめておきます。

きりないし、たぶん無意味だろうと分かったので。

原曲があれば原曲、あと歌詞とリリース年あたりまでは掘り下げておくべきでしょう。

個人的に、作曲やアレンジに関しては知らなくてもいいかなと思います。