久々にアルバート・キングを聴いています。
この人はトーンも、フレーズも、楽曲も歌も全部好きです。
それはまあいいとして、改めて聴くとSRVが脳裏にちらついてなんか気になります。
ていうか、SRVおもいっきりパクってるやん……
Answer To The Laundromat Bluesなんて本気でTexax Floodかと思ったぐらいやし……
SRVって何なんでしょうね。
ケニー・バレル目指して失敗し、ジミヘンの曲で評価され、リックはアルバート・キングを堂々とパクり……。
アメリカ人が意外に評価していないのを以前から不思議に思っていましたが、なんとなくわかった気がします。
オリジナルと認めてない人も多いんでしょう。
特に南部の黒人からしたら小僧にしか見えないんでしょうね。
そう考えるとクラプトンが以前より好きになってきました。
Clossroad(Blues)ももはやクラプトンのオリジナルと言ってもいいし(本家はロバート・ジョンソン)一方でHide Awayみたいな敬意を込めた(でも自分のカラーをちゃんと出している)カヴァーをしたり。
それに、安易に人のフレーズを使わないところが改めていいですね。
そういえばジェフ・ベックもそうか。
一方で、SRVとボナマッサとかジョン・メイヤーとかは……
アメリカ人も意外とパクり気質があるんだなと改めて感じました。
正確にはアメリカ白人と言うべきかもしれませんが。
まあそんなことはどうでもよくて、アルバート・キングを楽しみます。
今聴いてるのはこれ。
洗練されたファンキーな楽曲と泥臭いギターのミスマッチが最高です。