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自分の価値観を壊せるようになれば伸びしろはいくらでも増える


八幡謙介ギター教室in横浜

例えば、自分が価値を認めていない人や作品があったとします。

それが社会に認められ、活動の幅を大きく広げたとき、あなたはどう捉えますか? 

おそらくほとんどの人は、その現実を受け止めきれず、混乱するでしょう。

そして、最終的に「どうせ強いコネを持っていたんだろう」「出来レースだ」「枕営業に決まっている」などと根拠のない妄想をして自分を納得させます。

そうしないと自分の価値観や、それに基づいた世界が全て壊れてしまうからです。

こうした妄想は、自己防衛本能から起こるものだと思われます。

しかしいくら妄想で否定しても、自分が認めていない人や作品が社会に認められたというのは厳然たる事実です。

そして、社会はそれほどロマンティックなところではありません。

良いものは概ね認められ、対価が支払われます。

価値のないものはスルーされます。

それは、自分自身の行動を振り返ってみればわかるはずです。

あなた自身が、良い物に触れたい、いいものを使いたい、それらを人に紹介したい、価値のないものにお金を払いたくないと考えて行動しているのと同じように他者も考え行動しており、概ねそうやって社会は動いています。

だから、社会的に認められている人や物にはそれなりの価値があると考えていいでしょう。

もちろん、例外は存在しますが。

自分が認めたくないものが社会に認められたときは、自分の価値観を壊すチャンス

問題は、自分が認められない人やものが社会に認められる事です。

ここで自分の価値観と社会の価値観の衝突が起こります。

そしてすでに述べたとおり、多くの人はそのとき自分の価値観を採用します。

>その結果、上記のような妄想を生み出してしまいます。

そうなると、社会との折り合いがつかずに、よく言う〈自分の殻にこもった〉状態になってしまいます。

ここで自分の価値観を一旦壊す必要があるのです。

それは、価値観の一部かもしれないし、時に全部壊す必要があるかもしれません。

いずれにせよ、どこか壊さないと絶対に前には進めないでしょう。

 

自分が認められない人や物が認められた→自分の価値観がどこかずれていたのだろう→じゃあ修正してもっかいやり直すか…と考えられる人はそれが必ず伸び代となります。

もちろんそこには、耐え難い精神的苦痛が伴います。

それに耐えられない人はそこまでと言うしかないでしょう。