八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

ギター講師八幡謙介がギターや音楽について綴るブログ。

八幡謙介ギター教室in横浜
「一般コース」「プロ養成コース」
初心者/プロ志望対応
リンクをクリックしてHPをチェック!


最新刊「エレキギターの新常識」予約受付中


KINDLEにて8月1日刊行!予約はこちらから


カテゴリ一覧

【連載中】
プロミュージシャンを目指す

【ジャズ】
はじめてのジャズ
ジャズギターがつまらない理由
ジャズに人が集まらない理由
ジャズのアドリブをやってみよう
ジャズ、ブルース、アドリブ

【ギター、機材関連】
ギター
ヴィンスト2経年変化報告
ギターの管理
ピックアップ
エフェクター
アンプシミュレーター
ギターの改造、リペア
機材

【奏法、フォーム、練習】
ピッキング
運指、フィンガリング
ギターの奏法、練習

【解説等】
コード進行、ヴォイシング
ギター初心者がこれからギターをはじめるために
譜面の書き方
ROOM335解説

【歌、歌詞】
歌詞解説
歌、ヴォーカル

【オーディオ】
オーディオ
はじめてのオーディオ

【音楽】
3曲で分かるバンド/アーティスト
表現、創作、プロ
オススメの音楽、音楽ドキュメンタリー
音楽全般
音楽関連ニュース
講師演奏動画
アイドル
バンドクラッシャーの見分け方
日本人と西洋音楽

【その他】
人間、社会
雑談
八幡謙介ギター教室


「気持ち」を優先する人は長続きしない


八幡謙介ギター教室in横浜

何かを継続するためには気持ちが大事だと言われます。

強く思ったときの気持ちを持ち続ければ、どんな苦難も乗り越えられるとか…。

さて、横浜でギター教室をしながらたくさんの人を見てきましたが、結論から言うと、気持ちと現実はほとんど関係ありません。

気持ちが何かの原動力になることはありますが、それは初速だけです。

例えば、18歳の自分がプロになりたいという気持ちを強く持っているとします。

それはそれで立派なことだし、否定する気は全くありません。

ポイントは、それが〈18歳のときの気持ち〉であることです。

当然、人はいつまでも18歳ではいられません。

 

もちろん、20歳でも35歳でも、同じ年齢でずっといるという事は不可能です。

その◯◯歳の気持ちを持ち続けようとするから、現実と齟齬が生じてくるのです。

そして、なぜか「あの頃の気持ち」がなくなってしまった自分に失望し、挫折してしまいます。

また、気持ちが主体だと、ちょっとした気持ちの揺らぎに簡単に影響されて、目標をすぐに変更してしまいます。

一方、気持ちを重要視していない人は、同じことを長期間継続できたり、目標に向かってぶれずにまっすぐ進むことができます。

 

気持ちなんてものは、それこそ小雨が降っているだけで揺らいでしまうほど脆いものです。

それを自分の中心にすえるほど危険なことはないと僕は思います。