教室運営のノウハウなどを教えるブログや本などがあり、そこに様々なテクニックが書かれています。
僕も少しは読んだことがあります。
とある先生は、生徒さんの心を掴むため、心理学まで応用しているとか。
僕も関西や横浜のギター教室であれこれ試してきましたが、ひとつわかったのは、続ける人は続けるし、やめる人はやめる、ということです。
例えば、生徒さんと仲良くなればレッスンを続けてくれるよと言われます。
しかし、仲良くなってもやめる人はすぐやめます。
もちろん、仲良くなった結果続ける人もいます。
逆に、ただ教えるだけ、習うだけの関係性だと続かないとも言われます。
しかし、それでも続く人はいますし、やはりやめる人もいます。
飲み会などで親睦を深めると絆が生まれ、続けてくれると言う人もいます。
これも同じで、やめる人はやっぱりやめますし、続ける人は続けてくれます。
このように、全く同じ状態でも続ける人とやめる人が必ず出てきます。
ということは、そういった小細工は関係ないということです。
続けるかどうかは生徒さん次第であり、こちらの働きかけは全くといっていいほど関係ありません。
だとすれば、そんなことに頭をつかう必要はありません。
続けてほしいからと変にプライベートまで仲良くしたり共通の話題を探したりするよりも、役に立つことをきちんと教えることに専念するべきだとあるときから思い、現在はそれを実行しています。
まあ、そもそもギターをやっている時点で共通の話題があり、同じ枠組みの人間ですからね。
で、不思議なことに、そういうスタンスにすると今度はすぐやめる人が減りました。
なぜかはわかりませんが。
変に生徒さんに取り入ろうとしてもすぐに見破られるんでしょうね。
そういった小細工をせず、きちんとギターを教えていれば、信用してもらえるのかなと思います。