例えば、3弦をチョーキングし、ダウンした際によく4弦の音を鳴らしてしまうとします。
これをどうやったら直せるか。
これはわりと簡単です。
まず3弦をチョーキングし、それを下げる瞬間に、右手の親指で4弦に軽く触れます。
このとき、ピックは4弦下(3弦側)にぴたっとくっつけておきましょう。
ふらふらしていると3弦に触れて音が消えたり、するつもりのないピッキングをしてしまったりするので。
4弦はミュートをするだけなので、チョーキングダウンの瞬間に軽く触れるだけでけっこうです。
ずっとさわっている必要もありません。
このような右手を使った細かいミュートを覚えておくと、自在にノイズが消せるようになり、クリアな演奏につながります。
まあ、多少は荒っぽい方がギターらしくていいんですが、特にロックは。
チョーキングの身体操作については下記「ギタリスト身体論2」を参照。
横浜のギター教室でも教えています。
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