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プロミュージシャンを目指す 11 動画は高校出てからにした方がいい


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前回の記事

k-yahata.hatenablog.com

若くしてバズっても後が恐い

以前こちらで書いたことと同じです。

k-yahata.hatenablog.com

上記は親目線ですが、今回はプロを目指している中高生目線で。

 

プロミュージシャンを目指して既に動画やSNSで活動している中高生もいると思います。

今はそういうツールがある時代なので大いに活用すればいいとは思いますが、同時にそこに潜む危険性もしっかりと認識するべきです。

といっても身バレとか学校、住所特定とかいったことではありません(それも十分注意するべきですが)。

大人になった自分が中高生の自分に勝てるかという問題です。

 

中高生というのはいろんな意味でブランドです。

まだあどけない少年少女が何かに一生懸命打ち込んでいる姿は大人からすれば清々しく、あるいは年下からは憧れの目で見られます。

そうしたブランドを活用して自分を動画等で売り出すのは有効な戦略といえるでしょう。

しかし、学生時代はやがて終焉を迎えます。

リアル学生を売りにして集めたファンは、あなたがリアル学生でなくなった時点で去っていきます。

あどけなさを売りにして集めたファンは、大人っぽくなってくると「前の方がよかった」と言い始めます。

つたなさ、たどたどしさを見守ってくれていたファンは、上手くなってくると「生意気」とアンチに転身するかもしれません。

そうしてせっかく集めたファンが、成人を迎えてこれからというときにごっそりと減ってしまっては意味がありません。

 

なので、プロを目指す10代のSNS・動画戦略として、僕は18歳からスタートするのを推奨しています。

今は18で成人なので親の同意もいらないし、大学生なら中高生ほど変にブランドにもならないので、そこでついたファンが大学卒業で離れるということも少ないはずです。

 

若さの価値は当事者には量れません。

若さは、自分が思っている何倍もの輝きを放っているのです。

その輝きは、失われて(つまり、自分が大人になってから)より強くなる傾向があります。

なぜならそれは二度と誰にも手に入らないものであり、動画に残していたとしたら、その動画にしか存在しないものだからです。

もう二度と手に入らない輝きと、今手を伸ばせば触れられる輝き、前者の価値が高くなるのは必定でしょう。

 

若くてキラキラした自分が、大人になり、歳を重ねていく自分の最大の敵になってしまっては本末転倒です。

なので、それを回避するためにあえて中高生の間は動画もSNSも我慢して練習に明け暮れるのがいいと僕は考えます。

あと、単純に若いうちの動画やSNSは黒歴史になる可能性があるので。

 

 

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