早いものでもう40代後半になってきました。
僕は10代からかなり長い間いろんなことをインプットしてきたので、振り返って「あれやっときゃよかった…」と後悔することは特にないのですが、だからといってまだまだ知らないことも多いし、未熟なので、これからもできる限りインプットを続けていきたいと思っています。
ただ、学生時代のように時間を使うことはできないのと、インプットできる容量も確実に減っていること、それから残り時間が限られていることを考えると、取捨選択はどうしても必要になってきます。
60代いっぱいはぎりぎりインプットできるとしてもあと25年程度。
実質もっと短いでしょう。
てなことを考えながら、日常的に余計なことをしていないかを再点検し、いらないものを削っていくことにしました。
まず最初に気づいたのが、無駄につけているTVです。
特に朝と夜、何をするでもない時間に、ちゃんと見ているわけでもないTVを無駄につけていることが多いので、これをやめることにしました。
やめて分かったんですが、どうも静かすぎて寂しいからつけていたようです。
それも慣れればどうってことないし、むしろ何もない状態の方がリラックスできることがすぐに分かったので、簡単にやめられました。
無駄にTVをつけるのをやめて今で3日目ぐらいですが、まず寝付きが良くなった気がします。
あと、脳のメモリのキャパシティが増えた気がします。
何気なくつけているだけのTVでも脳に情報は入ってきますからね。
無駄にTVをつけるのをやめただけでインプットできる量がかなり増えそうな気がしてきました。
単純作業をする際、必ずといっていいほどBGMをかけながら行います。
これももしかして……とやめてみると作業効率が上がりました。
まあ当たり前っちゃ当たり前ですよね。
関係ない情報を入れながら作業するより、作業に没頭した方が効率はいいはずです。
若い頃はそうでもなかったんですが、歳ですねえ…
数ヶ月前からわりとまた映画を観るようになり、サブスクに入会しました。
最初こそ便利だなと感心していましたが、だんだん「元とらなきゃ」と焦るようになってき、そんなに映画の気分でもないのに無理して観ることが増えてきました。
いい映画を観ておくに越したことはないんですが、無理をしても楽しくありません。
サブスクが変な焦りを生んで、気分でもないのに映画を観てなんか不毛な時間を使うぐらいなら、本当に観たいときだけ観た方が健全だしたぶんお金も安く済むと思うので、映画のサブスクは解約しました。
あと、僕が観たい映画やドキュメンタリーが大抵有料だったり、各種サブスクにないというのも解約を後押ししました。
数年前、サービス開始からCMが出ないYOUTUBEプレミアムに入会していました。
CMの数秒が耐えられないので。
ただ最近はもうYOUTUBEもそこまで観ないし、唯一の利用方法として作業用BGMでダラダラ流すというのもやめたので、プレミアムを解約しました。
あと半月ぐらい期間が残っているので、プレミアムが切れてCMが出るようになったときどうしてもストレスを感じたらまた入るかもしれません。
できればCMがうざいからもうYOUTUBE観ないという方向にいけばいいのですが……
考えてみれば1日のかなりの時間映像に浸食されていたようですね。
大して意味のない情報に目が疲れ、耳が疲れ、頭の容量は削られ、いざ大事なインプットをするときにはもうヘトへト……という状況になっていた気がします。
このままいくと晩年後悔しそうなので、今後は余計なことに頭を使うことをやめます。
何もしなくてもいい時間は本当に何もせず、DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)の活性化に使うようにします。