先日「バーテン」が蔑称であることを書きました。
音楽にもそんなことあったかなーと考えてみたら、ひとつ浮かんだものがあります。
それは、「ドサ周り」です。
ドサ周りとは、いわゆる地方営業のことです。
あるいはカフェやバーなどの小さな店で演奏したり歌ったりすること。
今でもたまにネットで見かける言葉ですが、普通のミュージシャン用語だと思っているなら今すぐ使うのをやめた方がいいです。
というのも、ミュージシャンは自分の仕事を「ドサ周り」と絶対言いませんから。
仮に誰かに自分のライブを「ドサ周り」と言われたら、二度とその人としゃべりたくなくなるでしょう。
あと、「営業」もあんまりいい言葉ではありません。
どんなに小さいものでもライブならライブ、イベントならイベントと言った方がいいです。
他に思い出したのは、言ってはいけない言葉ではありませんが、ミュージシャンはあんまり「譜面を起こす」とは言わないですね。
普通に「譜面を書く」としか言わないです。
なぜか一般の人が「譜面を起こす」と言う傾向があります。