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何者かになろうとするとき、必ず足を引っ張る人がいる


八幡謙介ギター教室in横浜

何かを作ったり演奏したりするなら、マネではなく自分のものにするべきだ、ということを時々書いています。

仮にそれが、誰かがつくったものを踏襲するのが当たり前になっていたとしても、です。

例えばLittle Wingを演奏するときは、ジミヘンかSRVのイントロを真似るのが慣例みたいになっていますが、僕は自分のイントロを作るべきだと思います。

 

ジミ・ヘンドリックスのLittle Wing

youtu.be

ジミ・ヘンドリックス - Wikipedia

スティーヴィー・レイ・ヴォーンのLittle Wing

youtu.be

スティーヴィー・レイ・ヴォーン - Wikipedia

さて、そうして自分の何かをつくり、何者かになろうとしはじめたとき、必ず足を引っ張る人が出てきます。 

例えば、自分のイントロでLittle Wingを弾いたとすると、「こいつはSRVやジミヘンのイントロが弾けないから勝手にやってるだけ」みたいなことを必ず言われるでしょう。

あるいはもっとやんわりと「Little WingはやっぱSRVでしょ」と言って、オリジナルを作る自分がダサいといった空気をつくってくる人もいます。

このイントロに限らず、どんな場面でも自分だけの何かをやろうとすると、必ずやめさせようとする人がいます。

そして、そういった人たちはどちらかというと身近にいて、普段はいい関係性で結ばれていたりします。

家族、友達、気の合う音楽仲間、SNSのコミュetc…

しかしその関係性は、裏を返せば馴れ合いであったり、抜け駆けしないという暗黙のルールで成立しています。

あなたが何者かになろうとする行為は、そのルールを犯していることになります。

だから「お前だけ勝手に先に行こうとするなんてずるいぞ!」と足を引っ張ってくるのでしょう。

そんな人を腐るほど見てきました。

何者かになる、オリジナルになるということは、何かを作る、身につけるということよりも、こういった足を引っ張る人たちをどう捌いていくかが重要となります。

説得するのか、無視するのか、関係を切るのか、やり方は人それぞれですが、いずれにせよ足を引っ張る人たちを振り切らなくては先に進めません。

それが出来なかった人は、そこで終わりです。

 

自分がやろうとすることを引き留めたり、やめさせようとする人がいたら、一応話を聞きつつ、よくよくその人を観察してみましょう。

恐らくその人は、今現在も、そしてこれから先にも何のヴィジョンも持っていません。

そして、あなたをそんな自分と同じレベルに引き留めておきたいだけです。

そんな人との”友情”を優先するのか、振り切って先に進むか、それはあなた次第です。