先日、横浜ギター教室の生徒さんが持ってきたSeventy Seven GuitarsのALBATROSS-DX(アルバトロス)を弾いてみました。
こちらのギターです。
一度ボディ全体をくり抜き、その後センターブロックを配置させたギターだそうな。
一応分類上はセミアコになるのか?
持ってみると、ボディがめっちゃ小さい!
ネックもミディアムスケールでフレットが狭いです。
女性や手が小さい男性向けで、僕みたいな大柄で手もでかい人間にはちょっときついです。
ただ、サウンドはちょっとびっくりするぐらいよかったです。
Ibanezのような無個性感はなく、かといってギブソンのようなギラギラ感もなく、最初からちょうど出したいところが出るように設計されている感じです。
ボディのサイズのせいか、ハイはきつすぎずローも暴れない、本当に使いやすい音がすぐに出てくれました。
キャラクターはほんのりセミアコ風味のフルアコに若干ソリッドのテイストを加えた感じです。
セミアコ3、フルアコ5、ソリッド2ぐらいの割合です。
ただ、搭載されたピックアップのせいか、クリーンでもそこそこ歪んでました。
それをよしとするかどうかで評価は分かれそうです。
ホロウボディのギターで基本歪んだ音でフュージョンなんかをやりたい人にはうってつけです。
どジャズの人はこのナチュラルな歪みが悩ましいと思います。
そこらへんは実際に弾いてみたら分かると思います。
Seventy Seven Guitars ALBATROSS-DXは、女性または小柄な男性でホロウボディの小さめのギターを探している人にはドンピシャでしょう。