音楽の現場から消えた「それじゃ入れない」について

昔は、音楽の現場で「それじゃ入れないよ」「それじゃ終われないよ」といった言葉がありました。

タイムもハーモニーも正確に出しているのに、「それじゃできない」と言われるのです。

そして、駆け出しのミュージシャンは先輩からそう言われて壁にぶちあたったり、悩んだり工夫したりしたのだとか。

僕の世代(1978年生まれ)ではもう消えた言葉なので、今40代以上、もしかしたら50代より上でないと、音楽の現場でそういった言葉を聞いたことがないのかもしれません。

今の音楽では、ジャズでも、タイムとハーモニーを正確に出せば人は合わせてくれる、合わせて当然だという認識が当たりまえです。

つまり、記号と時間が音楽を成立させる(それ以外の要素はない)という認識です。

僕は数年前からこれに反発しています。

 

例えば、誰かがイントロを出し、自分がメロディを弾くとします。

タイムも安定していて、ハーモニー的にもイントロとして成立しているにもかかわらず、なんとなく入る気がしない場合があります。

入らないといけない場合は当然入りますが、気分は乗りません。

それに、「それじゃ入れないよ」とでも言おうもんなら頭のおかしいやつだと思われるか、空気を乱す輩、現場を乱す輩として煙たがられるだけですからね。

しかし、違和感はいつまでも心に残ります。

まあ、そんなこともジャズをやめた原因のひとつでもあります。

タイムもハーモニーも合っているけど、なんか入れない、合わせ辛い……では、何が原因なのか?

ここを探求していくことで、音楽の本質が少しは見えてくるのではないかと思っています。 

音楽は記号と時間が作るものだ、という認識の人にはどうでもいい精神論にしか聞こえないのでしょうが。

現役ギター講師が教えるギターが上達する人しない人

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