X JapanのベーシストHEATH氏が急逝されたそうです。
HEATH
享年55歳、闘病すらできないほど急な癌の進行だったとか。
先日のBUCK-TICK櫻井敦司氏の死がまだ信じられない中、今度はまさかHEATHとは……。
この訃報を受けて僕が真っ先に考えたのは、「YOSHIKI……またか」でした。
というのは、拙著「等価交換」シリーズでYOSHIKIについて再三言及してきたからです。
等価交換の基本概念については下記書籍をご一読ください。
さて、「等価交換の実践」で僕は「カミ」と「御役目」という概念について書きました。
「カミ」とは莫大な報酬を受けているにもかかわらず、なぜか本人はそれほどの代価を支払わない人のこと。
「御役目」とは、その「カミ」の受けるべき代価を肩代わりする人のことです。
「カミ」の代表はYOSHIKI、デイブ・グロール、坂本龍一、キアヌ・リーブスなど。
「御役目」は彼らに関わり、若くして、あるいは道半ばで亡くなった方々。
YOSHIKIこの関係性について調べてみると、世界中探してもYOSHIKIほど周りの人間が亡くなるケースは見当たりません。
幼少期に父親を亡くし、バンドメンバーは今回で3人、側近1人、プロデュースする予定だったミュージシャン1人と、公表されているだけでも実に6人の関係者が不自然なかたちで亡くなっています。
HEATHは病死とはいえ、55歳とあまりにも若すぎるし、またタイミングもYOSHIKIがアメリカで37th Honer Galaという栄誉賞を受賞する前日か当日というのも等価交換的にドンピシャです(受賞が報酬、HEATHの死が代価)。
ここまで来ると等価交換論者の僕ですらゾっとしますね。
YOSHIKIの等価交換を見ていると成功=幸福という概念は簡単に崩れてしまいます。
まあさすがにここまでの人は世界中探してもそうそういないので、成功すれば誰でもこうなるというケースではありませんが。
僕から言える教訓としては、本人は成功してるけどなんだか周りで不幸が多いという人がいたらそれは「カミ」なので、近づかない方が賢明です。
変に近づくと「御役目」にされ、代価の肩代わりをさせられる可能性があります。
今そういう状態の人は、「カミ」であると思わしき人から思い切って離れてみましょう。
もしかしたら一気に全部楽になるかもしれません。
まあそれが簡単にできないのが「カミ」の魅力なのですが…
YOSHIKIさんと仕事できるのにあえて断る人は少なくとも日本人にはいないでしょう。
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