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ジャズのリズム(スウィング)は体感できるまで時間がかかるので、すぐに評価を下さないほうがいい


八幡謙介ギター教室in横浜

ジャズにはジャズ独特のリズム感覚があり、それを「スウィング」と言います。

実はこれは、きちんと体感できるようになるまで結構時間がかかります。

アメリカに住む黒人の土着的なリズム感覚であり、日本人が持つリズムの常識とはかなりかけ離れているからです。

多少楽器が弾けるようになってくると、シャッフルと混同してしまうのもわかりにくさの理由のひとつでしょう(スウィングとシャッフルは全く違います)。

スウィングを体感できるようになるためには、別に楽器は弾けなくても良いのですが、相当量のジャズ、それもジャズがきちんとスウィングしていた時代のものを聴き込まないといけません。

 

しかも、そこまでしてもわからない人には全くわからないものです。

スウィングは、それぐらい我々日本人が常識とするものと違います。

 

人は何かに触れると、まず一番最初にその価値を自分の価値観で判定しようとします。

それが自分のレベルの低さ故に理解できないものだとしたら、マイナスの価値をつけてしまう可能性があります。

また、そうでなかったとしても、間違った理解をしてしまうことも多々あります。

スウィング=シャッフルという解釈がそれです。

 

ジャズに限らず、わからないものはわからないなりにそのまま放っておくのが一番良い付き合い方ではないかと思います。

そして、わかるようになったときに初めて評価を下せば良いのです。