「ジャズに人が集まらない理由」に続き、聖域なきジャズ批判第二弾を開始したいと思います。
今回は僕の古巣といってもいいジャズギターです。
いつまでたってもパっとしない、人口がやたら多いのにヒーローが出てこない、誰もがやりたがるけど全然流行らない、”お洒落”なはずなのに客が入らないジャズギターのどこがダメなのか、どこがつまらないのかを考えながら書いていきたいと思います。
僕自身は、19歳でフルアコを手にしてから本格的にジャズをはじめ、20歳でボストンのB音大に入学してジャズを学び、卒業後はアムステルダムのジャズクラブでセッション修行をし、帰国後6、7年ほど関西で演奏活動をしていました。
ジャズギタリストとしての活動歴は10年ぐらいでしょうか。
とはいえ、全く売れていなかったので、プレイヤー時代の僕を知っている人はごくごく少数でしょう。
まあ、それなりに深くやっていた人らしいと思っていただければ幸いです。
念のため言っておきますが、このシリーズで僕はジャズギターや現役ジャズギタリストを貶めたり、馬鹿にしたりするつもりはありません。
感情論抜きに、冷静に「なぜジャズギターはつまらないのか」を分析するつもりです。
あくまでdisrespectではなくcriticyzeであることをご理解ください。
そして、できれば「どうすれば面白くなるのか」まで書きたいと思っていますが、実際はやってみないとわかりません(人気が出なければ厭きて途中でやめるかもしれませんw)。
というわけではじまった新シリーズ。
ジャズギタリスト、ジャズギター好きの皆様はお楽しみに!