現在は、様々なジャンルでネット上のコミュニティが存在します。
そういったものを健全に運営したければ、最初からプロお断りにしておくべきです。
なぜかというと、だいたいコミュニティはプロが関わりだすと崩壊するからです。
例えば、何かのコミュニティを立ち上げたとしましょう。
最初こそアマチュア中心で、水面下で軽く牽制しつつも和気藹々と楽しんでるものの、だんだんと実力のある人が流入してくると、少し空気が変わってきます。
専門的な書き込みが増え、会話が高度になってき、入り辛い場面が増えてきます。
とはいえ、まだまだこの辺なら大丈夫です。
問題はここから。
コミュニティに勢いが出てくると、プロが仕事の匂いを嗅ぎ付けてき、気さくにコンタクトを取ってきます。
もちろん管理人は歓迎し、喜んで受け入れます。
コミュニティに箔もつきますし、宣伝にもなります。
すると、他のプロも「俺も、俺も」とやってきます。
彼らは純粋なコミュニケイションのためにコミュニティに参加してきているのではありません。
ファンやレッスンの生徒獲得、ライブ告知のためです。
とはいえ、そんなそぶりは上手に隠して書き込みをしてきます(そこがプロ!)。
そうやってプロが集まってくると、必ず派閥が生まれます。
また、プロ同士のつぶし合いも始まります。
もちろん、表だってののしり合うなんてことはありませんが、よくよく流れを読めば、この人はこの人嫌いなんだなーとすぐわかります。
そうしていつしかコミュニティ内にヒエラルキーと、その階層ごとの派閥が形成されます。
○ちゃんにスレが立つのはこの時期です。
ここまで来るともう管理人にはどうすることもできません。
あとはプロたちに食い尽くされるのをじっと見ているしかありません。
そうなりたくなければ、最初からプロお断りにしておくべきでしょう。