SNSが普及し、アーティストと一般人やファンの距離が縮まりました。
これについてよく、ファン目線でファンとアーティストの距離が縮まって云々と言われますが、当然の如くアーティスト側からもファンとの距離が縮まっており、アーティストもファンやそこまででもないけど自分に興味のある人を観察することができるようになっています。
そんな中、アーティストが確実にイラつく発言をひとつだけあげておきます。
それは、活動休止や引退、解散などの際、何もしてないのに「寂しいです」とか言うやつ。
どう考えてもファンではなく、ライブにも来ていない、音源も買っていない、イベントも来ない、せいぜいSNSとYOUTUBE見たりサブスクで聴いたりするだけの人。
こういう人に限って何かあると率先して寂しさを表明します。
もちろんアーティスト側がそれに対して文句を言うことはありませんが、だいたいの場合ちゃんとその人がファンでないことを認知していますよ。
そして内心は『お前みたいな金落とさんやつがいるから活動が行き詰まったんじゃボケ!』と思っています。
中には若いアーティストでそうした「寂しい」発言を真に受けて『自分が活動を止めることでこんな風にさみしがってくれる人がいる……よし、もう一度頑張ってみよう!』とすでに限界を超えているのにさらに無理をして心を病んだり借金を一桁増やしたりする人もいるかもしれません。
誓って言いますが、「寂しい」と言った人が再奮起するところを見て今度はお金を落とすようになるなどということはありません。
それどころか、活動を再開、継続したらたぶんまた距離を置くでしょう。
そして、再度休止、解散を表明したらまたどこかから出てきて「寂しい」とのたまうのです。
まあ、悪気があって言っているわけではないにしても、SNSで気軽に「寂しい」発言するのは控えた方がいいでしょう。
そういえば書いていて僕も心当たりがあったので、今後は気をつけることにします。