人気バンドKANA-BOONのドラム小泉貴裕とギター古賀隼斗がそれぞれ不祥事と素行不良で脱退したそうです。
事務所との契約も解除されたようで、事実上解雇ですね。
バンドはツアー真っ最中だったそうですが、活動停止するようです。
ちなみにこのバンド、過去にもベーシストの飯田祐馬が失踪、後に女優の千眼美子(清水富美加)と不倫したいたことが発覚したそうな。
KANA-BOONはアニソンでしか知らないので、詳しいことは分かりませんが、同じバンドのメンバーがここまで不祥事を起こして次々と脱退することは結構珍しい気がします。
これも一種の等価交換なのでしょうか?
バンド単位の等価交換はまだ考えたことがなかったのですが、一度調べてみても面白い気がしてきました。
等価交換についてはこちらを参照。
個人的になにより驚いたのは、ロックバンドのメンバーが不倫や不祥事で解雇になるということです。
2019年に脱退したベーシストの飯田祐馬は、不祥事は起こしたものの、どうも鬱かなにからしく、本当のところはともかく表向きは治療に専念するため「脱退」となっています。
が、今回新たに不祥事が発覚した二人は事実上解雇。
何があったのかは知りませんが、ペナルティが一段階厳しくなっている気がします。
ロックミュージシャンが不倫や素行不良で解雇されるなら、いま第一線で活躍しているアーティストは軒並みアウトなんですがね……
そもそもロックって何なんだろう…
ファンの人はこの措置をどう思っているのだろう?
といろんな疑問が湧いてきたニュースでした。
まあ、もう時代的にロックがロックでいることが難しいんでしょね。
じゃあ不倫がロックなの?
不良がロックなの?
と言われるとそうでもない気もしますが、悪を丁寧に抜き取ったところにロックがあるのかというとかなり疑問です。
もうロックは確実に限界に来ていますね。
余談ですが、イギリスのバンド THE SMITHのギタリストジョニー・マーは「ロックに飽きた」と言っているそうです。
以前からこのブログで言っているように、ロックという20世紀の一大文化はこれから確実に没落していくでしょう。
その様を見届けられるというのは希有なことなのかもしれません。