ザ・ビートルズの世界革命公式動画
感想
ビートルズ世代でもないし、今までビートルズは「革新的だ」「革命だ」と言われている理由をなんとなくしか知らなかったのだが、本作でやっとどこがどう革新的なのかが理解できた。
ビートルズがレコーディングマニアだったことは有名で僕でも知ってるけど、それまでのレコーディングは午前3時間、午後3時間としっかり時間帯が区切られていて、白衣を着たエンジニアが「仕事」として録音するだけだったそうな。
ビートルズはそれを嫌ってスタジオ(アビーロードスタジオ)を1ヶ月借り切り、自分たちで試行錯誤しながらレコーディングを行った。
今では当たり前の光景だがビートルズが初だとは知らなかった。
あと、ビートルズが登場するまでの時代背景も簡潔かつ興味深かった。
イギリスってなんとなく最初からオープンでなんでもありな社会なのかと想像していたけど、意外と堅苦しくて保守的で、だからこそそのカウンターとしてロックやパンクが登場したということが本作でよくわかる。
戦後しばらく、イギリスのポップシーンはアメリカの真似でしかなかったというのもちょっと衝撃。
40代以下、特に若い人にはぜひ見てほしい。
10代ならおじいちゃんおばあちゃんと会話のネタにどうぞw