生徒さんから聞いた話ですが、どうやらボカロってもうソフトとしては古いらしいです。
初音ミクなどのキャラはキャラとして生きているそうなんですが、歌唱プラグイン(というのか?)としては、今はSynthesizer Vというのが主流なんだとか。
こちら。
AHS ( エーエイチエス ) / Synthesizer V Studio Pro
AHS ( エーエイチエス ) / Synthesizer V 琴葉 茜・葵
ソフトとしてはいわゆるボカロと同じだと思うんですが、細かな歌い回しなどをAIが勝手にやってくれるとか何とか……
僕はもうそっち方面は完全に手を引いているので詳しいことは知りませんが、とにかく「ボーカロイド」というものは完全に古くなってしまったそうです。
こちらで歌唱ソフトの比較をやっています。
聴き比べるとかなり違いがはっきりしますね。
こちらはSynthesizer Vに歌わせた「雪の華」
うーん、何も知らずにこれだけ聞いたら、人間が歌ったのにエフェクトをかけてこうなったのかなと思いますよね。
知らない間に音楽はここまで来ていたんですねえ……
ちなみに、僕は「2042」という小説で未来の音楽クリエイターを描きましたが、作中では有名歌手やアーディストが自分の声やサウンドを販売しているという設定。
さらに「ジェネレーター」というものがあり、例えば「YOSHIKIジェネレーター」を使うとAIが勝手にYOSHIKIならこうする、こういうものを作ると判断して自動で作成してくれます。
ジェネレーターをブレンドすることもでき、YOSHIKI60%+米津玄師40%で作曲みたいなことができます。
クリエイターはそうしたジェネレーターを駆使して音楽を制作しているというお話。
暇な人はご一読ください。