ローソンでVR店員が採用されたり、メタバースがじわじわ広がってきたり、今後AR・VRがどんどん社会に浸透していきそうな兆しがあります。
僕も何度か小説で取り上げているので、自分の想像や妄想が現実化してきていることにワクワクしています。
興味ある人はこちらの「2042」をご一読ください。
そんな中、たぶんこういうの出てくるだろうなーという話をしておきます。
それはアバタービジネスです。
例えばメタバースで孫悟空やルフィのアバターを発売するというもの。
仮想空間で自分が好きなキャラになれるなんて最高ですよね?
ただ、人気キャラは世界中にファンがいるので、普通に販売されると悟空だらけ、ルフィだらけになってしまう可能性があります。
そこで恐らく入札制になるでしょう。
例えば悟空が1億とか。
また、値段に応じて存在する悟空の数が変わるというのもありそうです。
1億なら5人まで購入できる(その代わり悟空はメタバース上に5人いることになる)とか、5億出せば悟空はたった一人だけになる、などなど。
アラブの石油王が買いそうですね……
NFTを使ってその悟空を売り買いすることもできるでしょう。
そうなると偽悟空なんかも出てくるでしょうねえ…
当然契約書もあり、キャラクターの品格を貶めたら契約破棄といった条項もあるでしょう。
そうなると海外と日本、作者と利用者の見解の相違で難しい国際裁判とかにもなりそうです。
漫画家は一発当たればアバタービジネスで食いっぱぐれないという時代が来るかもしれません。
キャラクターを創造するクリエイターは、一発の重みが増してくるでしょう。