昨年宣言していた通り、CDプレイヤーを買いました。
レコードプレイヤーを買わないことにしたのと、ミシンも結局いらんかなという結論に達したので、早めに買うことができました。
機種はこちら。
プリメインアンプ、スピーカーと全てCambridge Audioで揃えたかったので。
ちなみに僕は78年生まれなのでCDは小学生の頃からあり、オーディオはラジカセやミニコンポ全盛、10代後半からはMDが登場しました。
そういえばちゃんとしたCDプレイヤーって使ったことなかったです(ラジカセもコンポもちゃんとしたプレイヤーではない)。
で、音はというと、簡単に言うと全部グレードアップしました。
定位、分離、解像度、音場、質感などなど、音に関する全ての情報が丸々ひとつ上の次元に上がった感じです。
あと、機種の性質か音源を比較的フラットに再生してくれるようなので、音がいいと思っていた音源もCDプレイヤーで聴くと意外とそうでもなかったりもしました。
情報量が増えたことで粗が目立ってしまったのでしょうか?
あるいは再生環境と音源の相性なのか…
で、CDプレイヤーを買って分かったことは、
1、CDとwaveデータは音が違う
2、CDでも再生器機によって音が違う
ということです。
まず1。
こちらで実験していますが、
同じPCで同じアプリを使い、waveデータとCDで同じ曲を聴き比べてみたらCDの方が音が各段によかったです。
また、そのCDをPCとCDプレイヤーで聴き比べたら、CDプレイヤーの方が音がまた各段によくなりました。
つまり、CD音源は物理的CDをCDプレイヤーで聴くのが一番ということです。
もちろん全ての音源をCDで買うのは今の時代無理がありますが、「これ」と思った作品や歴史的名盤、あとその音源の音をよく知りたいという場合はCDを買ってCDプレイヤー(コンポやラジカセではない)で聴くべきでしょう。
でないと確実に情報を取りこぼしてしまいます。
ギターはじめた30年前にこれ教えてほしかったです……
CDプレイヤー、プリメインアンプ、スピーカーって大仰なシステムですが中古で探せば3万円ぐらいで揃うし、CDも古いのは300円から売ってるし、CD視聴環境ってちょっと頑張ればすぐに構築できるんですよね。
音楽真剣にやりたい人は今の時代だからこそCDで聴くべきだと僕は思います。