今中高生で将来プロミュージシャンになると決めてる人は、恐らく「学校なんて行っても意味ない」と思っているでしょう。
半分正解ですが、半分不正解です。
まず学校の勉強とか成績とプロミュージシャンとしての活動は何の関係もありません。
まあ相当高学歴なら売りになるかもしれませんが。
ただ、学校生活はプロ活動と実は大いに関係しています。
遅刻しない、協調性・社会性を持つ、期限を守るetc
これはプロ(ミュージシャンに限らず)に必須の能力です。
特に協調性や社会性。
ミュージシャン活動には、大勢の人が関わります。
そこでうまくやっていく協調性・社会性がなければだいたいはじかれます。
学校という小さな社会ですらうまくやっていけない人は、たぶんプロの世界では通用しないでしょう。
ただ、どうしても学校がダメなら別にいかなくてもいいと僕は思います。
その代わり、バイトするか社会性のある習い事をしましょう。
まずバイトはもうそれ自体が社会で働いてお金を稼ぐことなので、ある意味学校よりいい訓練になります。
もちろんPCやスマホひとつでやるようなバイトなら意味はないですが、外で働くのならなんでもいいでしょう。
バイトも無理ならスポーツとか武道、その他比較的大勢で何かをする習い事をするといいでしょう。
そもそもミュージシャンなんて社会の中心からはずれた職業なので、はみ出したりドロップアウトするのは別に問題ありません。
ただ、社会と距離をとって引きこもりになるなど、社会性を喪失した時期を長くすごしてしまうと、後のミュージシャン活動に悪影響を及ぼしてしまいかねません。
ですので、ミュージシャンになりたい人ほど、若いうちからちゃんと社会と関わっておくべきです。
学校行ける人は学校行っとくのが実はミュージシャンになる訓練になっていたりするのです。
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