撃剣シリーズ最新作「未来撃剣浪漫譚 ANTHOLOGY2」を脱稿しました。
こちらはシリーズ5作目、短編集としては2作目になります。
ANTHOLOGY1と同じく、大きな話の間の箸休め的な内容で、今回はADAUCHIでちょっとだけ出てきたお話や人物にフォーカスしています。
今言える範囲で内容を説明しておきます。
ADAUCHIで登場したサブキャラの熊谷修の恋模様を描きました。
熊ちゃんはかなり人気キャラで受けがよかったのですが、性質上あまりメインのお話にがっつり絡んで来ないので、「Human Possibility」以降登場回数が減っていました。
せっかくなのでここらでしっかり描いておきたいなと思い、今回は主人公にしました。
さらに愛嬌が出ていると思います。
また、茜の新しい感情も発見できて収穫でした。
ADAUCHIで「討ちドル」というものをちょっとだけ紹介しており(覚えてる人はかなりの撃剣フリークです)、いずれちゃんと書きたいなと思っていたので、ここで回収。
仇討ち申請を期にアイドル活動をし、知名度を上げながら情報収集をして仇討ち達成を目指すアイドルのことを「討ちドル」と呼びます。
玉石混淆の世界ですが、その一人九条さと子と芹澤事務所の関わりを通して再度仇討ちとは何か、生きるとは何かを問う内容。
こちらは凜の感情を更新しています。
さて、今回はそれぞれ30枚ずつぐらいの簡単に読める短編を目指していたのですが、書いていると気が付いたらいずれも50枚を余裕で越えていきそうになりました。
話もいくらでも膨らませそうで、一瞬それぞれ長編にしようかと思ったんですが、やはり当初の予定通り短編で終わらせることにしました。
各々50枚程度になっています。
もっと書けるのをあえて止めたのはたぶん初めてですね。
前作「Last Paradise」でエンタメの書き方がはっきりと分かったので、分量を増やすのに苦労しなくなったようです。
それぞれ長めの短編ですが、サクっと読めるようになっていると思います。
一度軽く校正したところ特に破綻もなさそうで、短編なので校閲もそこまで大変じゃないし、たぶん今月中に刊行できそうです。
撃剣ファンの方はお楽しみに。
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