往年のギターインストバラードの名曲「哀愁のヨーロッパ」を弾いてみました。
思い起こせば10代の頃、当時習っていた先生に課題として出されて弾いた記憶があります。
その後30年くらい経って、生徒さんのリクエストで課題曲として取り上げたのがきっかけでまたやってみようかなと思い、ちょこちょこ弾いてました。
先日「未来撃剣浪漫譚 Last Paradise」をようやく刊行できたので、
「哀愁のヨーロッパ」を動画で撮ってみました。
オリジナルを聴いたことがない人はまずこれをご覧ください。
楽曲のイメージや世界観についてはこちらを参照。
個人的に気を付けたのはダイナミクスの変化です。
僕が教えているピッキングでいうと、MP関節の開閉で行います。
ここがちゃんとコントロールできていればこの曲のダイナミクスは表現できます。
あと、これはレッスンでも言ってることですが、過剰表現にならないことですね。
この曲ってどうしても哀愁感とかいわゆる”泣き”を表現しようとして過剰に弾きがちなんですが、そうすると逆効果になります。
ちょっと物足りないぐらいシンプルに弾きつつ、ダイナミクスはしっかり表現していくといい感じに曲が生きてきます。
あとは後半のソロですね。
僕は例によってアドリブでやってます。
正直こういうタイプのアドリブはあんまりやらないのであんまり手応えがないんですが、まあこんな感じなのかなーと。
フォームは右手左手とも僕の動画の中では一番お手本的に使えているような気がします。
フォームの勉強や矯正をしている人や、演奏サンプルが欲しいという人はこれを参考にしてください。
余談ですが、後日公式LINE限定でボツ動画を投稿する予定なので、観たい人はご登録ください。
以下機材です。
録画:iphone13
マイク:Shure MV88
ギター:プロト
スピーカー:JBL 305P MKⅡ