2023年3月開幕のWBC。
野球嫌いの僕でもこう毎日毎日ニュースになってたらまあそれなりに一応ちょっとだけワクワクはします。
さて、個人的に興味があるのが大谷選手の活躍。
そりゃメジャーリーグであれだけ活躍していれば、どれだけすごいプレイを見せてくれるんだと期待して当たり前です。
ただ、個人的には等価交換の代価がこのWBCで支払われる可能性もあると考えています。
等価交換については下記書籍やこのブログをご覧下さい。
「等価交換の法則」で書きましたが、大谷選手はメジャー移籍時、年齢の関係で本来もらえるはずの報酬からウン十億も低い額で契約しています。
そうして先に十億単位の代価を支払っているのでその報酬としてメジャーでの活躍ができたというのが等価交換的な考え方になります。
「バカか?大谷が出した結果は努力と才能のたまものだ」と言いたい人もいるでしょうが、メジャーには大谷と同じかそれ以上に努力し、才能もある人がうじゃうじゃいるはずです。
じゃあなんで彼らは大谷になれないのか……
そこらへんの答えが等価交換の法則にあるというのが僕の考えです。
さて、昨年末大谷が契約を更新し、日本円にして43.5億円、前回からなんと445%増というニュースが流れました。
これを知って僕は、「あーあ、等価交換リセットしちゃった…」と不安になりました。
これまでは、
ウン十億も少ない契約金→代価の先払い
ベーブルース以来の野球史を塗り替える活躍→報酬の後払い
で等価交換成立。
ちなみにここでいう「報酬」と「代価」は等価交換的概念です。
大谷の初契約金は普通に考えて低すぎる額で損をしているので、等価交換としては「代価」となります。
しかし、2022年末に日本人最高の契約金を獲得します。
こちらは文句なしの「報酬」となり、これは「報酬の先払い」です。
そして等価交換の法則で考えると、この莫大な「報酬」と等価となる「代価」が必ずどこかで発生します。
それがどこでどのような形で発生するのかは分かりません。
メジャーでの成績不振、契約上のトラブル、金銭トラブル、失恋、事故、家族の不幸……。
個人的には、このWBCという最も期待されている大会での不調、決定的なミスなどで現れてもおかしくないと思います。
なんせ43億に対する「代価」ですからね……
大谷がアウトにしてくれたら勝てる、大谷が打ってくれたら逆転という場面でなぜかミスって全国民ががっかり、各紙総叩き……みたいなことがあってもおかしくないでしょう。
もちろんこれは等価交換的にそうなるかも…と言ってるだけであって、普通に日本人としてはガンガンアウトとって、ガンガンホームラン打って優勝に貢献して欲しいですが。
当ブログを読んで等価交換に興味を持った方は、そういった文脈でWBCの大谷選手の活躍を観るとまた違った面白さが出てくると思います。
蛇足ですが、同じくらいメジャーで活躍してお金もいっぱい貰っているイチロー選手が過去WBCで伝説的なヒットが打てたのは、子供がいないという等価交換的に大きな代価を支払っているからだと僕は解釈しています。