「今後はコンサートもリモートの時代がくる」「メンバーそれぞれが東京、ロンドン、北京などに居ながらにしてNYでコンサートが開ける」といったこと以前書きましたが、ついにそれを実現できる技術をNTTが開発、お披露目したようです。
どうやらこれは「IOWN構想」というNTTの次世代インフラ構想の一環らしく、音楽だけではなく様々な分野に役立てるための技術のようです。
こちらのサイトに書いてありますが、正直難しすぎて内容は分かりません。
まあミュージシャン的に言うと、ついにレイテンシーを気にせずリモートでセッションしたりコンサートできる時代が来たってことです。
個人的には5G通信の文脈でそうなると予想していたのですが、IOWNはそれとはまた別なのかな?
その辺は別にどうでもいいのですが。
さて、そうなるとミュージシャンの生活や仕事はどう変化するのでしょう?
これも以前書きましたが、ミュージシャンはもう都会に住む必要がなくなります。
記事の内容はちょっと先走り過ぎていたり、YAMAHAのツールで云々と言ってますが……。
田舎の方が家賃や土地代が安く、しかも広い。
場所を選べば音も出し放題。
演奏の仕事が全部リモートで済めば田舎に住むことにはメリットしかありません。
また、制作側もリモート出演なら交通費や食費、宿泊費を浮かせられるし、その手配に人員を割く必要もなくなるので、メリットしかありません。
ミュージシャンも拘束時間が大幅に減らせるのでその分仕事が増やせます。
例えばある日の昼に東京でコンサートをし、同日夜にNYでコンサート……ということも物理的に可能となります。
一度リモートコンサート(会場に観客を入れて出演者がリモート出演)が定着すると加速度的に浸透していくでしょう。
ミュージシャンはこの流れをしっかりと理解しておく必要があるでしょうね。
2020年代は音楽のありようが完全に変わると思います。