若者のイントロ飛ばしが話題となり、「ったく最近の若者はイントロすら待てねーのかよ…」とため息をついていた昨今、ついに自分にも同じような現象が起こってしまいました。
僕はYoutubeで「みのミュージック」というチャンネルをわりとよく見ています。
このチャンネル、オープニングにちょっとレトロなサイケ風の映像と音楽が必ず流れます。
時間にして10秒。
今までは特に気にしたことはありませんでした。
が、先日上記の新着動画を観ようとしたとき、このOPが流れた瞬間「ウザッ」と鬼の形相で早送りしている自分がいて、それに気づいた瞬間背中がゾワっとしました。
ワシ、10秒待てへんようになってる……
なぜか突然オープニングの10秒が邪魔で無駄なものに思えてしまいました。
もうイントロやギターソロを飛ばしたり、倍速で動画や映画を観るZ世代を笑えません……。
いや、でも音楽は早送りはしないし(途中で切ることはあるけど)、アニメは毎回OPED含めてちゃんと観るし、動画も倍速にして観ることはありません。
ただ、Youtubeのオープニング映像だけは正直10秒でも我慢できないですね。
普段観る動画が完全にtiktok中心になっているからでしょうか?
そう考えると若者がイントロを飛ばすのもなんか理解できる気がしてきました。
まあ良くも悪くもそういう時代で、この傾向はあと10年は絶対続くでしょうね。
早晩、イントロとかオープニングというものは完全に過去の文化遺産となるでしょう。
知らない間に自分の感覚もアップデートされていて、驚きました。
ちょっとさみしいし恐ろしいことでもありますが、たぶんこのアップデートは正しいことなのでしょう。
いつまでもイントロだのオープニングだのと言っていると時代に取り残されてしまいますからねえ…
もちろんそういう時代にあえて、というアプローチもありますが。