昨日、tiktokを観ていたら突然ジェフ・ベックの訃報が入ってきて、思わず変な声を出してしまいました。
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以前こちらの記事でギターヒーローの推定没年齢を予測していましたが、
ジェフ・ベックは推定2024年としていました(イギリスの平均寿命が80歳)。
実は内心『クラプトンやジミー・ペイジはそうかもしれんが、ジェフ・ベックだけは120歳まで生きんじゃね?』と思っていたのですが、まさかこんなに早いとは……。
僕がジェフ・ベックを聴き始めたのは中学生のときで、好きなギタリストが影響を受けたというので背伸びして「Blow By Blow」を聴いてみたのが最初です。
その凄さは中学生の僕にも分かるほどで、その後も愛聴盤となりました。
音大では「ジェフ・ベック・ラボ」というクラスがあり、それも受講していたのを懐かしく感じます。
留学する前か後に一度大阪厚生年金でライブを観たことがあります。
こちらにダイレクトに突き抜けるようなサウンドは今でも耳に残っています。
プロになってからは、凄すぎてコピーどころか真似すら不可能な人という認識で、もう感心や感動を通り越して恐れあがめ奉るぐらいの存在でした。
正に神様ですね。
そんな思い入れのあるギタリストなので、今回の訃報はかなりショックでした。
このどうしようもない喪失感は何なんでしょう?
僕が最近よく言っている「ひとつの文化が終わっていく感じ」というのは、こういうことなんでしょうね、きっと。
そして、ギターヒーローの訃報はこれだけに留まることは決してありません。
今後雪崩のように連続するでしょう。
下手したら今年(2023年)中にクラプトンとジミー・ペイジも亡くなるということもあり得ます。
それだけじゃありません、今後20年かけてギターヒーローは次々と亡くなっていきます。
そうして一度ロック(ロックギター)が完全に終わっていくことは間違いないのです。
Jeff Beck / ジェフ・ベック | Warner Music Japan
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