以前Youtubeについて書いた記事、
わりと当たってましたね。
Youtubeは持てる者のメディアとなり、第2のTVのような位置付けとなってきました。
ひとつ読めなかったのはtiktokの台頭ですね。
2022年12月現在、Youtubeの再生数は軒並み落ちているらしく、理由は色々あると思いますがtiktokに負けたというのが有力らしいです。
確かに、Youtubeの10分15分の動画ってもう長くて観てられないんですよね。
ショートコンテンツにも力を入れているようですが、tiktokの二番煎じ感が強く、「じゃあtiktokでいいじゃん」としか思えません。
クリエイターも視聴者も今後Youtube離れが加速していくでしょう。
近い将来こうなるだろうことは分かっていたので、僕は早めにYoutubeから降りました。
上の記事によると2019年7月までには意思決定していたようです。
我ながら、わりと早めに読めていたみたいです。
実はいっとき、「ギタリスト身体論3」の内容を全部Youtubeで公開した方がいいのではと本気で悩んだことがありますが、50年後100年後のことを考えて、紙の本で残すという選択肢を選びました。
紙の本なら国会図書館に必ず寄贈され、国が管理保存してくれるので、動画コンテンツやデータよりは確実に後生に残ります。
今売れなくても100年後誰かが掘り起こして価値を再発見してくれたらいいや、と考えてそうしました。
動画やデータなんでいつどこで消滅するか分からないし、未来永劫互換性のあるフォーマットなんてたぶんないですからね。
また、デジタルプラットフォームは一度オワコンになったらもう元には戻らないのが宿命です。
MYSPACE、USTREAM、SOUNDCLOUD、ニコニコ動画、mixiなどなど。
そう考えると僕にはどうしてもYoutubeに力を入れる理由が見つかりませんでした。
まあとはいえ、Youtubeがそう簡単に消滅することはないだろうし、別にみんながみんな再生数だけを求めて動画を作っているわけではないだろうから、オワコンでものんびりやっていく人は沢山いるんでしょう。
僕も完全撤退ではなく、音源や演奏のアーカイブとしてYoutubeを使っています。
そういえば2022年からプロ活動をはじめた生徒さんも、Youtubeでどうこうしようと全く考えていなくて、やっぱそういう時代なんだろうなーと改めて思いました。
余談ですがここ数年で未来予測がわりと当たるようになってきました。
といってもオカルト的なことではなく、新しいコンテンツやサービスと社会や人間の本質を掛け合わせたとき、多分こうなるだろうなあ…というのがなんとなく予測できるという感じです。
株とか真剣にやったら勝てそうな気もしますが、あんまお金興味ないんでやりません。
これからプロ目指す人の相談なんかに役立てていければなと思っています。