先日アンプを売ってモニタースピーカーを購入し、改めてHELIXのモデリングアンプを一通り試してみました。
ギターアンプから出すよりもモニタースピーカーから出した方がよりそれぞれのアンプの個性が分かって音が作りやすいです。
個人的に良かったのはまずHIWATT(Who watt 100)。
HIWATTのアンプは実機では使ったことなかったのですが、ハイの伸びや、カラっと乾いたサウンドがハードロックに良く合います。
これに好みのディストーションを乗っけるといい感じの歪みサウンドが得られます。
どこか懐かしく感じるのは、HIDEさんが使っていたからでしょうか?
HIWATT演奏動画
あと、フェンダー系はどれも秀逸でしたが、中でもTwin Reverb(US Double)が頭ひとつ抜けている印象です。
しっかりと芯のある硬質な音は本当に気持ちいいです。
Delux Reverbのように低音がブヨブヨしないところも好きです。
ヴィンテージの330で弾くといい感じだったのでこちらはジャズ用に使っています。
Fender Twin Reberb演奏動画
あと、Matchless(Match stick)もいいですね。
クラシックロックを弾くと気持ちいいです。
実機は使ったことありませんが、聴いたことのある音です。
モデリングアンプはどれも名機なので、変にあれこれ組み合わせを変えるよりも、最初からセットになっている状態(amp+cab)でそのまま使って、あとはマイクやエフェクターで音を調整した方が早いです。
例えばキャビネットを変えて音がよくなるならそもそも実機がそうしてるでしょうしね……
Matchless演奏動画
個人的に残念だったのはMarshall系。
Marshallは以前使っていたAMPLIFiでもそうなのですが、僕が使うとあんまりいい音になりません。
実機はスタジオで何回か弾いた程度だし、たぶん僕がMarshallの音の出し方を知らないのでしょう。
それにしても、なんであんなにこもるんだろう……
なのでMarshall系は基本無視。
あと毎回入ってるLINE6オリジナルアンプも意味わかりません。
ブギーもパス。
VOXも好みじゃないので一度も使ってません。
とまあいらないものもいっぱいあるけど、それでもFender数台、HIWATT、MATCHLESSが好きに使えるなんて夢のような機材ですね。
買ってよかったです。
余談ですが、先日SOUNDHOUSEでふと見たらなんと5万円ぐらい値上がりしていました。
たぶん僕が買った時点でぎりぎり円安前に仕入れた分の在庫だったのでしょう。
危なかったです。
さすがに5万上乗せされてたら躊躇していたと思います。
今後、外国製の機材はどんどん高くなっていくと思うので、頻繁には買えなくなりそうですね。
外国製のいらない機材いっぱい持ってる人は、円安でどんどん値上がりしているので、今売りに出しておくと高く売れると思いますよ。