八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

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三島由紀夫が澁澤龍彦に送ったハガキが粋でかっこいい

サウンドハウス

誰かが不祥事を起こすと友人だったはずの人たちが一気に距離を取り、知らんぷりする現象があります。

特にイメージを重視する芸能人には顕著です。

そこでふと思い出したエピソードがあります。

1960年、いわゆる「サド裁判」渦中の渋澤龍彦に三島由紀夫が送ったハガキです。

誰だか分からない人は、親友が訴えられて有罪になりそうだと想像してください。

三島は渋澤に、

 

「今度の事件の結果、もし貴下が前科者におなりになれば、小生は前科者の友人を持つわけで、これ以上の光栄はありません」

 

と伝えました。

これほどウィットと皮肉に溢れた励ましの言葉はなかなかお目にかかれないでしょう。

余談ですが三島は筋金入りの名家のお坊ちゃんで、既に作家としても「潮騒」「金閣寺」「鏡子の家」などを出版しており、一流作家の仲間入りをしていました。

三島が美輪明宏の影響でジーンズに革ジャンを着ているのを祖母が見て卒倒しかけたという逸話もあります。

それだけいいとこの子な三島が「前科者の友人を持てて光栄」と言うのがなんともおかしくて僕はこの文章が三島の中で一番好きです。

 

「刑務所入っても友達だぜ!」と熱く友情を伝えるのも悪くないですが、皮肉やユーモアがあるとまた違った味がします。

ちなみに、とある作家さんは友人がSNSで炎上すると一切助けず、まるで他人のように知らんぷりしていてがっかりしました。

ガーシーに暴露された友人にSNSでこれぐらいのことが言える有名人がいたら僕はファンになるのになあ……

まあ時代も違うのと、私的なハガキとオープンなSNSの違いもありますが。

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