【略史】
ESP(Electric Sound Products)は1975年創業の日本のギターメーカー。
80年代以降はメタルブームに乗っかり業績を上げ、LOUDNESSの高崎晃やメタリカのギタリストが使うなど国内外アーティストとの契約によって知名度を得ます。
日本では90年代のヴィジュアル系ギタリストがこぞってESPを使っていました。
THE ALFEEの高見沢氏のギターでも有名です。
比較的激しめで個性的なロックギタリストがESPを使う傾向があります。
【公式サイト】
【公式Youtube】
個人的な印象としては、ESPは海外、特にアメリカで絶大な人気があるようです。
以前アメリカのわりと有名なギタリストが「俺がなぜギブソンと手を切ってESPに乗り換えたか」みたいなことを言っている記事を読んで、向こうはそうなんだーと感心した記憶があります。
個人的に、ESP系列のギターとしては下記ダンカンを長年使ってきましたが、確かに質は高かったですね。
あと、なんか夢があるギターを作っているメーカーという印象もあります。
いい意味で中二病ギターを本当に作ってしまうメーカー。
ESP系列のギターで現在でも人気なのが、「セイモア・ダンカン」のギターです。
ダンカンというとピックアップで有名なメーカーですが、実は日本のみでギターも製造していました。
その親会社がESPです。
ちなみに僕も長年ダンカンのストラトを愛用していました。
好みが変わったので売りましたが、歌もののバックなんかではかなり使いやすいギターだと思います。
スタジオミュージシャンの今剛氏がメインギターにしていることでも有名です。
ダンカンギターは現在製造中止となっています。
ESPはギタリストのシグニチャーモデルを豊富に取りそろえています。
好きなアーティストと同じモデルを使うのもギターの醍醐味のひとつです。
とはいえ、かなり値段はしますが……
ESPは自社ブランドが豊富で、価格帯もかなり幅広く取りそろえています。
同じギターでも廉価版を販売したりしているので、気に入ったギターを安く買える可能性があります(その分質は落ちるでしょうが)。
また、アイバニーズほど攻めたギターばかり製造しているわけではなく、トラディショナルなストラト、テレキャスなどもあります。
その他アーティストはこちらから。