八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

横浜でギター教室を運営するギタリスト八幡謙介が音楽やギターについてつづるブログ

今からプロのギタリストを目指す人は大チャンスが転がっている

サウンドハウス

私見ですが、今からプロギタリストを目指す人には何十年に一度の大チャンスが目の前に転がっていると考えられます。

先に結論をまとめると、

 

ギターヒーローの時代は終わりつつある

→ギターが目立つ音楽はもう流行らない

→アンサンブルにおけるギターの需要が大幅に変わっていく

→なのにほとんどのギタリストはギターヒーローを目指す

→新旧共に使いにくいギタリストが溢れる

→時代に即したギターを弾けるようになれば勝ち目あり!

 

です。

これらを詳しく見ていきましょう。

ギターヒーローの時代は終わり

これから、あらゆる意味でギターヒーローの時代は終焉を迎えます。

先駆者たちはもう高齢者です(クラプトン77歳、ジミー・ペイジ78歳、ジェフ・ベック78歳)。

10年以内に彼らや、もしかしたらもう少し若い世代のギターヒーローたちが次々亡くなっていくでしょう。

先駆者たちが消えていく一方、若い世代からギターヒーローと呼べる人は全然出てきません。

そもそもギターソロを聴かずに飛ばすといいう若者が増えている時代、ギターヒーローを目指す若者がいないというのは当たり前でしょう。

(いるのはいるんでしょうが)。

時代に抗うギタリスト

そんなギター不遇の時代にギターを弾く人は、なぜか時代に抗う傾向があります。

 

ロックは不滅だ!

ギターが王様

ギターソロのない音楽なんて…

目立たなければギターじゃない!

地味なバッキングをするためにギターを弾いてるんじゃない!!

ギターの時代はまた来る!!!

 

まあ気持ちは分かりますが、時代や時勢というものはなかなか止めようとしても止まるものではありません。

これからギター不遇の時代は必ず訪れます。

じゃあどれぐらいかというと、ざっくり言うと20年代~30年代にかけてギターレジェンドたちが亡くなったり引退し、30年代にギターミュージックは完全に過去のものとなります。

どんなに早くてもリバイバルは40年代からでしょう。

今からたっぷり20年かけてギターという楽器は没落していくと考えて間違いないでしょう。

もちろん、必要なくなるわけではありませんが、かつての王様のような地位からは確実に転げ落ちていきます。

需要と供給のねじれ

さて、ここに「ギターソロはいらない」「ギターヒーローはいらない」という世間、そして世間のニーズで音楽を作る音楽業界と、まだギターヒーローを目指すギタリストの間に需要と供給のねじれが発生します。

 

<ギタリスト側の供給>

ソロ弾けるよ!

超絶テク持ってるよ!

華あるよ!

俺が次のギターヒーローになる!

 

<世間、音楽業界での需要>

超絶テクいらんw

なんならソロ弾けんでもいいわ

目立たんでええし

ギターヒーローwwww

伴奏で音楽に貢献してくれ

 

このねじれにチャンスがあると僕は考えます。

需要にちゃんと供給できれば音楽の仕事はできる

このねじれ期間を利用して、いち早くこれからのニーズに応えられるギタリストになれば、ワンチャンライバルや自分より有名な人を差し置いて自分が仕事を取れる可能性が生まれます。

そのためには何を供給するべきか?

どんな演奏ができればいいのか?

その答えはバッキングです!

バッキングを制すればプロになれる

極論ではありますが、これからの時代、バッキングを制するギタリストがプロとして仕事ができると言えるでしょう。

ギターソロもない、曲を象徴するようなギターリフもない、イントロもない……そういった音楽でギターが何をするかというと、バッキングしかありません。

ということは、当然いいバッキングをするギタリストに仕事が与えられます。

周りがギターソロや超絶テクばかり練習している間にバッキングをしっかり勉強しておけば、彼らを差し置いて自分がプロとして稼げるようになる可能性はあります。

速弾きや超絶ギターは今後どんどん需要がなくなっていきます。

既に述べたようにそういったものが再燃するのは早くても2040年代でしょう。

今20歳で速弾きばっかり練習していてそれを売りに活動する予定の人は、ざっくり言うと40まで需要がないことになります。

本気でプロになりたいのならそんな無駄なことはやめて今すぐバッキングの勉強をしましょう。

バッキングって何を練習すればいいの?

では具体的にバッキングの何を練習すればいいのか?

ジャンルごとにバッキングのスタイルは違ってきますが、全てにおいて共通するのはヴォイシングです。

コードをどういう順番で押さえるか、何を足して何を引くのか、アンサンブルの中でどういったコードが求められているのか等々を勉強しておくと、どんなジャンルのバッキングにも役に立ちます。

別にここにつなげたかったわけではありませんが、詳しくは「ギタリストのためのハーモニー」を読むか、横浜ギター教室までお越し下さい。

 

 

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