ピッキング研究の仕上げにずっとイングヴェイの「Far Beyond The Sun」をコピーしていますが、なかなかあとちょっとのところで満足いくように弾けません。
一応最後まで弾けてるけど、どうしても納得できないし、完走率も5回に1回ぐらいです。
たぶん根本的に何かがおかしいんだろうなーとフォームを再点検していたら、どうやら前腕の回転が甘くなっていたようです。
前腕自体は回転しているものの、やや軸も動いていて、その分ピッキングの距離が伸びてしまっていました。
原因としては、手(手首から先)で前腕の回転を先導していたからです。
これはかなり前に気づいていて一度矯正したはずなんですが、またやっていました。
どこかで変なクセがついたのでしょう。
改めてちゃんと前腕から回転するようにすると、アタック感とスピードが共存したピッキングに戻りました。
せっかく正しい前腕の感覚を取り戻したので、イングヴェイ云々は関係なくこれをしっかりと身体感覚として定着させようと思います。
教室ではいつも言っていますが、フォームは一度掴んだらそれで終わりではなく、必ずどこかで崩れていくものです。
それを矯正し続けるのがフォームをつくるということです。
だからそこに確固たる理論が必要となります。
「ギタリスト身体論3」はそのガイドブックでもあります。
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