少し前に乃木坂46久保ちゃんのオールナイトニッポンを聞いていたら秋本康さんがゲストで出ていて、「初ゲストやすすかー、久保ちゃん推されてんなー」と思ったら、本の宣伝でした。
御大自ら宣伝とは珍しいです。
本はこちら。
46グループの作品から秋本氏自らが選んだ46作品の歌詞が掲載されています。
歌詞はネットで検索すればいくらでも出てきますが、モニター越しだと味気ないなーと思っていたところにこの本が出版されたので即ポチりました。
やはり紙で読むと印象が違って、言葉が深く入ってくる気がします。
個人的にはやはり乃木坂の歌詞が一番好きですね。
「君の名は希望」は過去に解説しましたが、紙で読むと印象がまた変わりました。
まだ全部読んでませんが、一番驚いたのが「何度目の青空か」です。
文学的な濃度があまりにも濃く、読み解くのに何日もかかりました。
さらっと読んだら「晴れの曲でしょ?」で終わるんですが、ちゃんとメタファーを読み解いていくと秋本氏の作詞術の奥深さが分かります。
「日常」もよかったです。
アンチ秋本は結構多いみたいですが、僕は作詞家としては本当に超一流だと尊敬しています。
単なる作詞術だけではなく、文学的な深みが他の作詞家とは一線を画しています。
そのへんもちゃんと読まないと理解できないのですが。
また改めて乃木坂の歌詞解説をやります。
その前にちょっと面白くなりそうなこともあるので、またご報告できればこのブログでします。
興味ある人はこの詩集ポチってみてください。
長沢明さんという画家の装画をいい感じです。
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