たまたま観ていたある動画で芸能人の家を紹介していました。
導入で目的の家の近所の風景を撮っていたんですが、それを観て、「あれ…?」と感じ、そこからいくつかのカットですぐに「これ、あそこやんけ!」と分かってしまって驚きました。
何度も何度も通った道だったからです。
そして、その芸能人の家も見覚えがありました。
かなり特徴的な家だったので。
もちろんどこにあるどんな家か一切言う気はありませんが。
一応言っておくと、僕はなにも「ウェーイ、俺芸能人の家特定したぜwww」と自慢したいのではありません。
そんな子供じゃないし…
そうではなく、ほんの少しの情報でもガチでそこに行ったことのある人なら、検索すらせずに簡単に特定でき、さらに悪意があればネットに晒すことが可能であると再認識したので書いています。
じゃあ今回の家はもう誰か特定してるのかなと思い、検索してみたんですが、どうやら特定までは至っていないようで安心しました。
ただ、ここで僕が悪意や変な功名心を持っていたら「一番乗りw」とその家の情報を晒していたかもしれません。
また、今後そういった人が情報を晒すかもしれません。
これをひっくり返してみると、自分がネットに上げたほんのささいな情報から、一握りの人間は簡単に特定することができ、その中に一人でも悪意を持った人がいればそれが全世界に公開されるということを意味します。
情報をネットに上げ続けていれば、その危険性は永久に消えません。
まあそんなことはもう常識なのですが、今回僕自身が特定できた側に立ってみて、改めてその恐ろしさを実感しました。
もしかしたら有名人の情報を晒す人は、その情報を自分だけが握っているという重みに耐えきれずに楽になりたくて晒してしまうのかなーとも考えます。
僕自身は今回のことを全然重いと思っていないし、誰かに言いたいという気持ちも特にないですが、情報を伏せているとはいえこうしてブログに書いていること自体が「吐き出して楽になりたい」という気持ちの表れかもしれません。
自分が二十歳前後だったらたぶんネットに書いていたでしょうね……。
僕はこういうことを昔から考えていたので、ある時期からブログやSNS(今はやってない)にシェアする情報を厳しく統制してきました。
基本的に行動と場所(何をした、どこに行った、誰と飲んだ、どの店が好き、どの風景が好き)については一切書かないようにしています。
また、外の写真もUPしないようにしています。
なので、ブログでしか僕を知らない人は「こいつ普段何してんだ?」と思っているかもしれませんが、仮にそう思われていたら僕の勝ちですねw
最近は顔出ししてたぶん家の近所とかで踊ってるティックトッカーさんも多くいますが、特定されたくなければやめた方がいいと思います。
本当に近所の人はすぐ分かるし、その中に一人でも悪意ある人がいたら終わりなので。
写真1枚、静止画像ひとつで一億二千万人中十人ぐらいは特定できて、その中の一人ぐらい悪意ある人がだいたいいたりするので、流失とか特定ってそうやって起こるんだと思います。