八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

ギター講師八幡謙介がギターや音楽について綴るブログ。

Apple Music使って改めて思ったけど……J-POP音悪いなぁ


八幡謙介ギター教室in横浜

先日ついにApple Musicを使いはじめ、気の向くままいろんな音楽を聞いて楽しんでます。

そこで改めて思ったんですが……

 

J-POP音悪くね?

 

個人的に気になるのは、ヴォーカルの質感、ベースの広がり、そして全体の分離感です。

 

まずヴォーカルが変にでかくてゴテゴテと加工されていて、多くはちょっと歪んでいます。

ジャ○ーズなんてまるで岩石のようにヴォーカルが巨大に存在してその後ろに申し訳程度にオケがあったりします。

アメリカのアーティストの方がヴォーカルの質感が自然で聞きやすいことが多いです。

 

次に、J-POPはベースが変にブーンと拡散して締まりがないことが多い。

僕はCambridge Audioのスピーカーを使っているんですが、

k-yahata.hatenablog.com

これで聞くとベースがかなり締まります。

それでもJ-POPの多くの音源はベースがブーンと拡散してなんか捉え辛いことが多いです。

アメリカの音源だとベースがギュっと締まって出てくるので聞きやすいのですが。

 

そしてJ-POPの最大のネックは分離感の悪さ。

各楽器が変にくっついてぼんやりした空間を作っているものが多いです。

ひどいときはもう1枚の絵のようにひとかたまりの音があるだけ。

これもやはりアメリカの音源だと各楽器がしっかり分離していて聞きやすく、聞きごたえがあります。

 

もちろんJ-POPでもいいものもあります。

LUNA SEAのアルバムのいくつかは分離がとてもよく、ベースも締まってたし、最近ではYOASOBIもすっきりした音でした。

ただ、超売れっ子アーティストでも音が全然良くないケースが多く、特に英米音楽と比べると本当にがっかりしてしまいます。

個人的にJ-POPは好きなので、ミックスをもっと頑張ってほしいです。

楽曲も、演奏も、ミックスも最高のJ-POPアーティストが出てくることを期待しています。