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楽器の「しんどい」だけなぜか過剰に拒否される件について

楽器を習得するのは、普通の人が思っているよりはるかにしんどい作業の連続です。

音が出ない、リズムが取れない、音程がずれる、コードが分からない、楽譜が読めない、練習が孤独、意外と体力が要る……

それこそ、コードひとつまともに押さえられるようになるまで、相当な労力が必要となります。

それを知って「こんなはずじゃなかった…」「楽器ってもっと楽しいものだと思ってた」とショックを受け、離れていく人はかなり多いようです。

僕からしたらそれがものすごく不思議です。

といっても自分が弾けるからではなく、他の趣味やスポーツ、さらにはゲームなどを見渡しても、どれも絶対しんどいことがあるからです。

 

僕からすると、スポーツやってる人の気が知れません。

走ってるだけで疲れるし、ぶつかったりボールを蹴ったりしたら痛いし、ルールを覚えるのも大変だし、怪我の心配もあります。

登山が趣味の人も多いようですが、なんでわざわざ命の危険を冒して山に登りたがるのか理解できません。

じゃあゲームでもやってればいいのかというと、ゲームはゲームで敵が倒せないとか目的のアイテムが出て来ないといった困難が待ち受けており、しんどいことが結構あります。

じゃあもう自分では何もせず毎日動画やTVだけ見てれば幸せかというと、意外と人はそれで満足せず、自分の手や頭を使ってなにかを達成したがります。

結局、人はしんどいことをやりたい生き物なのでしょう。

 

確かに楽器は見ていると楽しそうだし、スポーツほどしんどいイメージはありません。

なんとなく、センスや才能でどうにかなりそうに思えるのもうなずけます。

そして、センスや才能には実体がないので、『ワンチャン自分にも…』と考えてしまいがちです。

しかしいざやってみるとイメージと違ってしんどいことだらけです。

しかし冷静になって考えてください、スポーツほどしんどいですか? 格闘技ほど痛いですか? ゲームはもっと簡単に上達しますか?

どれも自分が満足できるところまでやろうと思うと、かなりしんどいことを伴うはずです。

楽器もそれと同じというだけです。

それなにの、なぜか楽器だけはちょっとでもしんどいと過剰に拒否する人がいるのがよく分かりません。

 

僕は以前からずっと、楽器を習得することのしんどさをそのまま隠さずに教えているのですが、そうするとなぜか怒る人がいます。

講師のくせになんでもっと楽器の楽しさを教えないのかと。

一応言っておくと、楽しさもちゃんと教えています。

と同時にしんどさもちゃんと教えています。

全部ひっくるめて楽器であり音楽なので。

楽しいことしか言わない人は、重要なことを隠しています。

それが良いか悪いかはわかりませんが、僕はしません。

 

余談ですが、そもそも生徒さんは楽器を楽しいと思っているからレッスンに来てくれているわけで、そこに新たに「楽器ってこんなに楽しいよ」と教える必要があんまりないんですよね。

モンハンが好きでやってる人に「モンハンってこんなに楽しいんだよ」とわざわざ教えませんよね?

モンハンが人より進んでいるなら、しんどいことをどうやってクリアしていけばいいかをアドバイスする方が重要だと僕は考えます。

音楽も同じです。

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